暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜結界使いの転生者〜
無印編
いざ海鳴へ!!
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の子を壁に押し付けた。

そのまま、腕に関節技(サブミッション)を決めた。

「痛ダダダダダダダダ!!ギブギブギブギブ!!」

仲間の一人の痛がる声に、やはり小学生ゆに一目散に逃げ出してしまった。

腕を決めていた男の子も開放し、「覚えてろよー」の捨て台詞を残して去って行った。

(現実にあのセリフ言う人間がいたんだな)
「あ、あのー?」
「?」
「助けていただいてありがとうございました!!」
「別にいいって。僕が気に食わないから助けただけだよ」
「でも・・・あの・・・」

女の子は何かを言いたそうにしていた。

だけど・・・。

「んじゃ!!そろそろ帰らなきゃいけないから!!じゃあね!!」
「あっ!?待って!?」

そう言って、龍一は走り去ってしまった。

(やっぱり、感謝されるのは性に合わねえな・・・)

守宮龍一・・・自称『偽悪家』の少年である。

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