無印編
いざ海鳴へ!!
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今のうちに友達にさよならを言っておきなさい」
こうして、僕は海鳴市にやってきた。
それから、僕は元の学校の友達にお別れを済ませ、新しい小学校の編入試験も終わり、海鳴市を散歩していた。
(とうとう来てしまった・・・いや待て、まだ原作に関わることが確定したわけじゃない!!ジュエルシードはなのはたちに任せれば自然と解決するし、ヴォルゲンリッターに襲われないように、隠蔽結界も施してある!!同じクラスになる可能性など6分の1だし、なったとしてもこちらから近づかなければ彼女たちと深く関わることもないだろう!!よし、まだ希望はある!!)
ちなみに、龍一は魔力値はAA+だが、独自の隠蔽結界で魔力を封じ込めているため、感知能力に特化した魔導師でもない限り、見破ることは不可能である。
「・・・ちょっと・・・・・・・やめてください!!」
龍一が思案していると、遠くから女の子の声が聞こえてきた。
「?」
「・・いいじゃんか・・・・・僕たちと遊ぼうよ・・・・」
よく見てみると、自分たちと同じくらいの男の子たちが、一人の女の子に対してしつこく迫っているようである。
俗に言う『ナンパ』である。
女の子の方は、何度もはっきりと断っているようだが、それでも男の子たちはしつこく迫っていた。
(はー。最近のガキは進んでいるんだなー)
などと至極どうでもいいことを考えていた。
「(仕方がないか・・・)あ〜!!いたいた!!こんなところにいたんか!!」
「「「!?」」」
男の子たちの間を抜け、女の子に近づき声をかけた。
「・・・?」
(まずい、この娘キョトンとしている!?ぼろが出る前にズラかろう)
「いやー、探したよ。どこ行ってたの?みんな待っているから早くいくぞ」
「ちょっと待てよ!?あんた誰だよ!?」
「そーだ!?横から出てくんなよ!?」
「いやー僕はこの娘の友達で・・・」
「あなた・・・だれなの?」
「「「っ!?」」」
女の子の一言で固まる空気。
(このアホー!!空気読んでよー!!)
小学生にそれは酷であろう。
「関係ない奴は引っ込んでろ!!」
「「そーだそーだ!?」」
とたんに、男の子たちから野次が飛び交う。
「はー」
(仕方ない。こうなったらヤケだ)
「たっく。引っ込めだ?それはこっちのセリフだ!?」
「「「何!?」」」
「さっきから見ていれば!?この娘も嫌がってんじゃないかよ!?それを男のくせに寄ってたかって・・・気に食わねえんだよ!?」
「てめえ!?」
男の子の一人は沸点が低かったのか、いきなり殴りかかってきた。
だが・・・。
ブオッ!!
ドガッ!!
龍一はその腕をつかみ、受け流して男
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