プロローグ
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だから、心を読むな。
「別に、魔力量は一般よりちょっと上でいいでしょう。ずば抜けて高くても、フルで使うことなんて滅多にないですし。容姿も黒髪は外せません」
生前は今の日本人には少しだけ珍しくなってきた生粋の黒髪であり、さりげない自慢である。
「デバイスは?最高の用意するよ?」
「結界魔導師にはあまり必要ないでしょう。デバイスの出どころ尋ねられても答えられませんしね」
だいたいの特典が決まった。
「ところでさっきの特典の具体例、やけにハッキリしていましたが、過去にあれで頼んだ人がいたのですか?」
すると、神様はあからさまに目を逸らし・・・。
「君の前に、同じような理由でこれから行く世界に転生した人がいて、その人が頼んだ特典だったんだよ」
俺以外にもいたんかい!?
書類ミス多いな、あんたの部下!?
「まあ、特典の内容も決まったし、レッツ転生〜!!」
誤魔化すな〜〜!!!
叫ぼうとすると、突如床が抜け暗闇の底に落ちていく。
「待てや、糞ババァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
そこで俺の意識は途切れた。
次に目が覚めた時、俺は赤ん坊だった。
「ばうばう〜〜〜〜!?(何でだ〜〜〜〜!?)」
「おお〜、よしよし〜」
こうして、俺改め僕こと守宮龍一の第二の人生が始まった。
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