プロローグ
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は変わらないだろうけど・・・」
「『魔法少女リリカルなのは』の世界です」
ちょっと待て!!
よりによって、あの世界か!!
時空管理局などと言う、あからさまに突っ込みどころ満載の組織が登場するあの世界か!!
「より正確に言うならば、リリカルなのはの世界観をベースとした並行世界ですね」
「どっちにしろ、特に何も変わらないだろうが。まあ、精々なんの意外性もない一般家庭に生まれることを祈っているよ・・・」
「なに言っているのですか?もちろん、私から特典としてお望みの能力を与えますよ」
「いいのかよ?仮にも神がそんなに一人の人間に加担して」
転生の特権だけで、十分不手際の責任は果たしたと思うんだけどなぁ・・・。
「いいんです!!このくらいは当然です!!それに、あの世界は魔法資質を持つ人間が少数派ですから、運任せで転生したらまったく原作に関われなくなる可能性大ですからね」
俺としてはそれでも十分なのだが。
むしろあんな死亡フラグ満載の原作なんぞ関わりたくない。
「それじゃあ、面白くないじゃないですが!!私的にも世界的にも!!」
ぶっちゃけたな、オイ!!
あと、さりげなく心読むな!!
あと、メタ発言禁止!!
「神様の基本スキルです!!さあ、どんな能力がいいですか?」
「あの〜拒否権は「ありません!!」・・・ですよね〜」
やれやれである・・・。
思考中・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
よし。
「では『アニメ・漫画などに登場する結界魔法や能力』をお願いします。もちろん、必要な魔力や技術が足りていないものは使用不可でいいので」
「・・・え?そんなのでいいんですか?例えば『王の財宝』とか『万華鏡写輪眼』とかもできますよ?」
「別にいいよ。そんなに積極的に原作に関わる気はないから。それに便利そうだし」
むしろこっちが本音である。
戦闘にしか使えない能力貰ってもしょうがないので、日常で役立ちそうなのをチョイスしたまでである。
結界魔法なめんなよ。
充分強い上に有用な結界魔導師だっているじゃないか・・・英霊エミヤ然り、荒耶宗蓮然り、トラファルガー・ロー然り。
最後の違う?細かいことは気にするな!!
「分かりました。それで他には?魔力量とか容姿やデバイスはどうしますか?」
「魔力量はAA+もあれば十分でしょう。容姿は黒髪の普通な感じで。デバイスは必要ありません」
「謙虚だね〜。ここは『SS+』とか、『銀髪オッドアイ』とか、『最高レベルのインテリジェントデバイス』とか言ってもいいのに〜」
本性表してから急に砕けてきたな、この神(自称)。
「自称じゃないよ〜」
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