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東方変形葉
幻想変化
東方変形葉54話「いざ往かん、魔界へ!」
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ここに来たと。」
「物わかりが良くて助かるよ、最初からそうしてほしかったけど。魔界の神様にあったほうがいいと言われているから、そこまで行きたいんだ。」
話によると、その神様は魔界にあるものすべてを創ったらしい。
「う〜ん、いまいち信用できないけど“異変”っていうのも気になるわね。いいわ、ついてきて。」
「ありがとう。あ、君は?」
「私?私はサラっていうの。あなたは・・・人間よね?」
まず、戦った後の感想がたいてい「あなた人間?」だからなあ。俺は永遠に人間だと思う。多分。
「俺は葉川裕海、一応人間だよ。で、こっちの子が古明地こいしっていう妖怪で〜」
「え?誰もいないじゃ・・・うわぁっ!?」
「こんにちは〜。」
無意識モードは無意識に発動するのか、それとも意図的なのか。多分どちらもだろうな。今回は多分後者。
「さてと。案内よろしく、サラ。」
「え、ええ。」



「ここよ。」
数十分飛んだところに、豪華な建物が建っていた。なんか、ビルのようなものがたくさん建っていたな。
「私は少し仕事があるからここでお別れ、魔界神様に無礼のないようにね。」
「ん、ありがと。じゃあね。」
サラと別れ、建物の中に入る。
幻想郷とは全然違うな。建設の仕方とか。
「こいし、無意識モードで俺の姿も見えないようにできる?」
「うん、できるよ。でもどうして?」
「戦うのはめんどくさいからね〜。異変を解決する気力を残しておかないと。」
こいしは納得したようで「うん!」と頷いた。いいこいいこ。
そして内部。
・・・なんか、「まかいしんちゃんのおへやはあっち!」とかいう看板がいきなり床から生えてきたけどどうなってんだこの建物。
「・・・看板の通りに来たら、なんだかすごい扉に来たなあ。」
いかにも神様がいそうな扉である。
と、その扉が自動で開いた。何これ、自動ドア?魔界の技術って幻想郷よりも進んでいるの?
「は〜い、魔界のアイドルしんきちゃんで〜す!」
「・・・・・・」
帰りたくなってきた。
「ちょっと!?何か反応してよ!」
「さ〜て、帰るか〜。」
「ええっ!?」
ぐっと腕をつかんで帰るのを阻止しようとしてきた。
「俺は帰ったら・・・ご飯を食べるんだ。」
「死亡フラグを立てないで!あなたの捜している魔界神は私だから!」
ああ、面倒な。やっぱりそうだったか。
「紫から出動命令が出ているんでしょ?」
「出ていましたね。」
「過去形!?」
この人に会ったら急に帰りたくなった。わすれが〜たきふるさと〜・・・あ、俺の故郷は幻想郷じゃなかった。



「では、本題に入りましょう。」
「出会ったときに入るはずだったんだけどね。」
あなたが主犯でしょうに。
「紫から、異変が起きていると出動要請が出ているので文字通り
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