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FAIRY TAIL −大地の物語−
驚愕!妖精の尻尾!
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手取り足取り社会の厳しさを教えてやるよ!!」

と不気味な笑みでガリアを睨んでいた。

流石のガリアも言い過ぎたと思い、気がたっていたのが嘘のように熱が引いていくのがわかった。

「い、いや流石に言い過ぎたと…」

「もう遅いぞガキ…今夜は激しく…たっぷり…楽しめそうだ」

ガリアから完全に血の気が去っていった。

「やめなさい!」

ガリアが放心状態でいると横からミラがバインダーでカナの頭を叩いた。

「痛っ!くぅ…何すんだよ!」

「カーナ、おいたが過ぎます。なので今日からカナへのお酒は全品禁止とします」

「そ、そんな…悪かった、悪かって!」

そう言って許しを請うカナに対してミラは笑顔で、

「いいわね?」

とガリアが今までに感じたことのない恐怖を感じたのだった。



カナがショックでとぼとぼと帰っていったのを目で見送った後、話は本題に入った。

「ごめんなさい、ガリア…マスターやっと来たみたいだから」

「いいや…」

ガリアの中ではミラは怖い人…怒らせたら怖いとトラウマになるレベルに怯えながらそう答えた。

「で、こちらがマスターです」

「うむ」

ガリアは目の前の光景にまたも驚愕した。

目の前にいるのはマスターと呼ぶには乏しい、貫禄もない小さいじいさんが受付カウンターに座って居たからだ。
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