第6章 無限時計編
時のスパイラル
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。」
グレイさんがそう言う。俺ったいは大聖殿に到着したのだった。
「そう言えば、あんた分身の方よね?本物のコージはどうしたの?」
シャルルが俺にそう尋ねてきた。
「何か突然魔法陣が出て飛ばされたんだよね?」
ミントがそう言う。
「・・・どうやら、歯車に反応して、飛ばされたんだ。」
「歯車に・・・?」
「まさか、あの日と同じか!」
エルザさんはハッっと思い出す。
最初に歯車をギルドに持って来て、時計の針に文字が出たあの日の事である。
「そうです。
無限時計自体があの歯車の危険を知って、
防衛システム的なモノが発動したんでしょう。壊されない為に。」
「それじゃあ、無限時計を破壊するには、あの歯車は必要不可欠って訳か。」
「そのようです。」
グレイさんの言葉に俺はそう言う。
「じゃあ、本物のお兄ちゃんと歯車をどうやって無限時計につかよらせるかだね。」
「ああ。本物はかなり高い上空におるみたいだ。
地上じゃああの鎖みたいなのが原因か、反応する見たいだ。。
ウェンディの言葉に俺はそう言う。
「っ!!!」
「どうした、ウォーレン?」
ずっと念話しっぱなしのウォーレンさんの様子にエルザさんが気づく。
「ギルダーツの声が届いた!」
何故か分からないけど、どうやら大聖殿にギルダーツさんがいるみたいだ。
「大司教は枢機卿のラポワントに操られていたらしい!」
「何っ!?」
その言葉に俺達は驚く。
「近くにはラキとナツもいて・・・ナツがラポワントの事を、
マスターゼロがどうのこうの・・・」
「マスターゼロ!?」
「まさか!!」
俺とウェンディ、グレイさんとハッピー、シャルル、ミントはその言葉に反応する。
「知ってるのか?」
ガジルさんが尋ねる。
「7年前、六魔将軍のマスターだ。
直接はあった事無いですけど・・・。 」
俺は簡単に説明した。
「急ぐぞ!!!」
「「「「おう!!」」」」
「「はい!!」」
エルザさんの言葉に俺達はそう返事をする。
一方、本物のコージは・・・
「やれやれ・・・こんなに高いとこでようやくか・・・。」
俺はそう言う。ここは無限時計から約1000メートル上空である。
「何とか、闇分身が行ける方法を見つけてくれればいいけど・・・」
俺はここで待つしかなかった。
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