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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第4章 俺の幼馴染とテロ屋さんが修羅場すぎる!
第62話 不意打ち
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………………罰せられそうになったら龍巳も動くだろうし、そうなったらこの学園は確実に消し飛んでたわね。
「ははは、まぁ結果的には大丈夫だったのだからいいではないか、グレイフィア。ところで兵藤一誠くん」
「は、はい!」
「アザゼルは私に変装していたのかい?」
「そ、そうなんです! 魔王さまのお顔を拝見したことがなかったので気付けなくて……」
「ふふふ、まぁ悪魔に転生して3ヶ月少々ではそうだろうね。それにしてもアザゼルのいたずら好きは未だに健在のようだ」
そう言ってくくくっと笑うサーゼクス様とため息をつくグレイフィアさん。なんかグレイフィアさん、原作読んでた頃はそうでもなかったんだけど、こうして直に会ってみると苦労人気質なような気がしてきた。
「まぁその件は置いておいて、皆そろそろくつろいでくれたまえ。今日はプライベートで来ているものでね」
それを聞いて私達はとりあえず緊張をとき、跪いた状態から立ち上がった。まぁイッセーとレイナーレはおずおずといった感じだけど。ちなみにイリナとゼノヴィアは私達が跪いている時からずっと部屋の端でガチガチの直立不動になっちゃってるよ。
「ところで我が妹よ、年頃の娘たちが集まるにしても魔法陣だらけというのは、いささか殺風景ではないかな?」
そう言って部屋を見回すサーゼクス様。うん、この部屋、床から壁から天井から、あらゆる場所に大小様々な魔法陣が書き込まれてるもんね。未だに何のための魔法陣か分からないのもいくつかあったり。
「いえ、私がライザー様の件で訪れた時に比べれば、多少マシになっているものかと……」
「そうなのかい、グレイフィア?」
「はい……いささか雑多すぎる気もしますが……」
そう言って部屋の隅、そこに雑多に積まれている各種マンガやボードゲーム、ファッション誌にノートパソコン、果てはハンモックやトランポリン、ビリヤード台などに少々鋭い視線を向けるグレイフィアさん。
「「「「あ、あはははは…………」」」」
それに対して私達姉妹は乾いた笑い声を上げて目線を逸らすことしか出来なかった。うん、実はあれ、ほとんど私達が持ち込んだものなんだよね。だってさ、オカ研の部活中って特に活動決まってないから暇なんだもん。ちなみに生徒会の見回りが来た時には皆で慌てて隠します。
「と、ところでお兄さま、本日はどのような御用でここへ?」
その部長の問いに対してサーゼクス様は1枚のプリントを取り出した。
「何を言っているんだい? もうすぐ授業参観なのだから、会いに来るのは当然だろう?」
「なぁっ!? 何でお兄様がそれを知っているの!? グレイフィア! あなたがお兄さまへ伝えたの!?」
「はい、もちろんです。私はグレモリー眷
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