第六話 真実の告白 そして別れ
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、兵器として産まれ幼少期から数万数千の罪人を殺めた悪魔。いや化け物とも言われている。そう…俺と遥華は絶域攻魔士だ。」
「………!」
颯の告白に隼人は絶句する。
「嘘…でしょ…?」
「おい…マジかよ…!」
皆がざわつく。
「すまない、皆…」
颯は皆に謝った。
もう真実を知った皆は自分に怯えてるに違いないと颯は諦めた刹那、
「そんなの関係ないだろ…!お前がそんな奴じゃないって俺は知ってる!今だって俺達を守る為に戦おうとしているんだろ!?別に謝ることねぇって!」
隼人が叫んだ。
皆も頷く。
「お前の正体がなんであれ、俺達とお前との仲は不滅だ!いつかきっと会える!だから絶対に生きてくれよ!」
隼人の言葉に颯は涙で顔をくしゃくしゃして言った。
「あぁ…!ありがとう!本当にありがとう!この戦争をいつか終わらせて絶対に生きて帰ってくる。この一年半の学校生活は本当に楽しかった。ありがとう……!」
颯の言葉の後に遥華は深々と頭を下げた。
「颯!行くわよ!」
と言い残し遥華は飛翔した。
颯は皆に手を振り遥華の後を追って蒼天の空へ飛翔したのだった。
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