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仮想空間の歌う少年
23ー君を守る15発目
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残るのは手紙のみ。

『朝田さんは僕の物だ。
雪宮君。返して欲しかったらこの場所に1人で来て。』

地図と共に。この筆跡は見た事がある。そうーーー

「新川君か??」

そうだ。確か僕と一緒で医者の息子だったはず。つまり…。

「ステルベンの言葉の意味も容易に知ることができる…!」

そうすると死銃の1人は新川君…!…おそらく赤眼のザザもいるだろうな…。
僕は部屋を出て、原付で地図に記された場所へと向かい始めた。

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