第二十九話 彼氏彼女の事情?
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ルナ「遊園地?」
バレットの調整をしていたルナにアクセルが頷いた。
アクセル「うん、何でもヤコブの近くに創られたんだって」
ルナ「ヤコブに?ヤコブ計画の要付近に娯楽施設設けるなんて何考えてんだよ?」
アクセル「知らないよ。ルインがチケットくれたんだ。2人で遊びに行けって。ルインはデスクワークがあるから行けないし」
そう言って差し出したのは遊園地のチケット。
ルナ「エックスとアイリスは?」
アクセル「任務で行けない」
ルナ「…ゼロは?」
アクセル「ゼロがルインもアイリスもいないのに行くと思う?」
ルナ「思わねえ」
即答である。
アクセル「行く?行かない?」
ルナ「行く。遊園地初めてだし…」
アクセル「あれ?おじいさんと一緒に行かなかったの?」
ルナ「居候同然だったのに遊園地行きたいとか言えるか?」
アクセル「あ、そっか…まあ僕も似たようなもんだし…」
ルナ「レッドアラートの強面共が遊園地とか想像出来ねえもんな。糞餓鬼のガンガルンならまだしも」
アクセル「うん。僕もそう思う」
デボニオンやガンガルンならともかくストンコングやカラスティングが遊園地で騒ぐなど想像出来ない。
というかしたくない。
アクセル「それじゃあ、着替えて来るよ」
ルナ「ああ、俺も着替えたら直ぐに行くよ」
アクセルが部屋から出ていくのを見て、工具を片付けたルナもアーマーを解除しようとした時。
ルイン「ルナ!!」
ルナ「へ!!?」
いきなり部屋に現れたルインに私服を奪われた。
ルナ「ちょ、何すんだよ返せよ!!?」
ルイン「女の子なのに男の子の服ばかり着て、どうしてもっとお洒落しないの!!」
ルインが赤っぽいフリルのついたブラウスや薄桃色のミニスカートを突き出してきた。
ルナ「え〜?やだよ、俺。こんなヒラヒラしたスカート」
ルイン「女の子なんだからスカートくらいしなきゃ」
ルナ「うわ、なにすんrftやめgyふじこlp…や、やめれええええ!!!!」
アクセル達が着いた遊園地はヤコブ計画の要であるヤコブ付近に設けられた遊園地施設。
太陽光エネルギー、原子力エネルギー、火力発電が主となっている今に置いて、水力発電で全てを担っている。
アクセル「…大丈夫?」
ルナ「これが大丈夫に見えるか…?うう、スースーする…畜生…ルインの奴う…」
スカートを押さえながら少し内股で歩く彼女にアクセルは内心で同情した。
アクセル「でもそ
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