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魔法少女リリカルなのは Searching Unknown
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」
「そうか、わかった」
そしてまもなくして彼らの本体が合流して直ちに展開すると、直人とティーダは数名の警官とともに駐車場に回された。局員は既に全員デバイスを展開し、臨戦態勢にある。
「どこまでやっていいんですかね?」
「金を焼いちゃいかんから、車は傷つけずに中の奴だけ殺しゃええやろ」
「いやいや殺しちゃダメでしょ、ゴミ処理部隊じゃないんだから」
「アレと一緒にされるのは勘弁やな……」
ゴミ処理部隊とは、以前共同で作戦行動を取ったフレディ・アイン=クロイツの率いる部隊のことである。管理局が行う業務の中でも特に危険で難易度が高い任務だったり、監査官ではどうにもならない危険分子を処分したりと、基本的に暗部の任務を請け負う。その運営管理はフレディが表向き行っているように見せているが、実質はギル・グレアム提督が担当している。これはフレディ自身がやらなければならないことなのだが、現場主義の彼が面倒臭がって実務面に関しては丸投げしてしまったためにこうなっている。
「しかし、連中本当にこっちから出てくるんですか?」
「出てくるやろ。表か、搬出口と非常出口を兼ねてるこっちかしか出口はない。もし連中が上層階にいるんなら話は別やが、それにしたって建物の周りはうちとサツで固めてる。どっからやろうと出てきた瞬間お縄やな」
「はぁ、そらそうですわな」
「……ん?誰か出てくるで」
それは直人からの「黙って構えろ」のサイン。中から出てきたのは、いかにもな面相をした覆面姿が4人ほど出てきた。全員フルフェイスのガスマスクを被り、全身を暗い迷彩柄で覆ったその姿、さらにここミッドチルダでは禁止されている質量兵器を所持していたりと、どこかの特殊部隊のようにも見える。
「止まれ!時空管理局だ!」
直人が声を張り上げるが、当然聞く耳など持たず銃口を向けてくる。携行できる小型の機関銃のようだが、彼自身は見たことがないモデルだった。すぐさま直人はバリアジャケットとデバイスを展開し、二丁拳銃で牽制射撃。それを受けた彼らは拡散し、二名は自らの車の準備をしに走った。ちなみに、彼の持つ武器はデバイスを起動したもののため、質量兵器ではない。
「そう来なくっちゃなァ!ティーダは何人か連れて車行け!」
「了解!」
二名は残って攻撃してくる。それを見た直人はすぐに迎撃と追撃に分けた。いや、分けたというよりは自分以外を追撃に向かわせたと言ってもいい。何せ残ったメンバーは、直人の動きについていけなかったのだから。
「オラどうしたァ!そのトロクセぇ鉛玉ァ、当ててみろよチンカスがァ!」
「クソッ、速すぎる!」
無言で攻撃してくる相手に対し、挑発しつつ接近していく。機関銃により弾幕を張ってはいるが、一発たりともカスリもしない。一人は鳩尾
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