暁 〜小説投稿サイト〜
美しき異形達
第二十四話 麗しき和服その十七
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
 桜はその優しい微笑みのまま言った。
「そういつも言われていますので」
「だから君は驕らない」
「そうならない様に気をつけています」
「そうなんだね」
「ではこれで貴方は」
「消えるよ」
 こう言うとだった、この怪人もだった。
 身体を灰にさせてだ、そうしてだった。
 消え去った、桜はそれを見て薊と裕香に言った。
「では」
「ああ、それじゃあな」
「今から」
「下着を買いに行きましょう」
 あらためてこう言ったのだった。
「下の階に行って」
「そうしような」
 薊も笑顔で応える、裕香も。そうして裕香も入れて三人で下着を買うのだった。


第二十四話   完


                               2014・7・14
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ