暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos47律のマテリアルO/氷災の征服者〜Oighear The Fearbringer〜
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ュだ。その炎の斬撃で私を捕らえてる氷の茨を焼き斬って、すぐさま足元にフローターフィールドを展開して降り立ったアリサちゃん。
「すずか、大丈夫!?」
「うん。ありがとう、アリサちゃん」
ちょっと縛られてた箇所は凍っちゃってるけど、どうってことない。“フレイムアイズ”の炎の熱で溶けていくから。
「来ましたわね、アリサ! 待っていましたわよ!」
「もう観念しなさい、アイル・ザ・フィアブリンガー!」
「観念ですって? その大口、これを見ても叩けます!? アリサ・バニングス。あなたを打ち倒すために手に入れた、この魔法・・・受けて見なさい! 参りますわよ、エレシュキガル! テンペスト・オブ・エンリル!!」
アイルちゃんの魔力がグッと高まったかと思うと、今まで以上に強力で巨大な吹雪の竜巻がアイルちゃんを呑み込むようにして発生した。そんな吹雪の竜巻からは、氷で出来た剣や槍、それに弾丸が全方位に無差別に発射されてきた。
「アリサ!」
「頼むわよ、シャル!」
ここで降下して来たシャルちゃんが、アリサちゃんの隣に降り立った。
「すずか、防御お願い出来る?」
「あたしとシャルで、アイツを懲らしめてやるわ」
シャルちゃんとアリサちゃんの希望に沿いたくて、私は「出来るよ!」って強く頷いた。すぐに「スノーホワイト、行くよ!」って呼びかけて、今扱える魔力を全解放。
「アイスミラー!!」
私たちをカバーできる程に広くしたアイスミラーを発動。すると「フレイムアイズ、クレイモアフォーム!」アリサちゃんは大剣形態のクレイモアフォームへと“フレイムアイズ”を変形させて、そしてカートリッジをロード。半実体化した剣を、炎へと変化させた。
「負けてられないってね! キルシュブリューテ!」
シャルちゃんの“キルシュブリューテ”が3発とカートリッジをロードして、その桜色の刀身に真紅の炎を纏わせた。シャルちゃんとアリサちゃんがデバイスを頭上に掲げて、そして「解除!」って同時に私に向かって叫んだ。その意味を察した私は、シールドを即座に解除。そして・・・
「「双炎牙・獄火刃!!」」
アリサちゃんとシャルちゃんが同時にデバイスを振り下ろして、炎の斬撃をアイルちゃんの竜巻へと放った。勝負は一瞬。2人のすごい斬撃を受けた竜巻は吹き飛んで、「ありえないですわぁぁぁーーーー!!」アイルちゃんを吹っ飛ばした。
「こ、こ、こ、こんなことが・・・!」
宙で体勢を立て直したばかりのアイルちゃんへ私たちが向かうと、「2人掛かり、しかも共に炎熱系とは卑怯ですわよ!」って睨まれちゃった。
「なんとでも言いなさい。ほら、観念しなさい、アイル。レヴィが、フェイトに全部話したわよ!」
アリサちゃんがそう言って
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