暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 『存在の消失〜 Memory life 〜』
三話『レーティングゲーム』
[8/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
女王》一名リタイア』

『ライザー様の《騎士》二名、《戦車》一名、《僧侶》一名、《兵士》二名、リタイア』

俺達は一度同じ場所に集まると、走りながら話し合う。

「刀矢の方は勝ったみたいだな?」

「うん。そうみたいだね。刀矢君はきっとここに向かってると思う」

「…………刀矢先輩なら来ます」

「うふふ。刀矢君は強いですからね」

俺達はそう言いながら、ライザーの拠点である新校舎の屋上に向かっていた。

屋上につけば既に部長とアーシアが来ていて、部長がライザーと睨み合っている。

「部長!ただいま到着いたしました!」

「皆!?ライザー!貴方の言う通りにはならなかったみたいね」

部長がそう言うと余裕のせいか、まだ戦おうとするライザー。

「ハッ!今さらお仲間が来たところで、こんな奴等は俺一人で十分なんだよ!」

そう言って炎をこちらに飛ばしてくるライザー。

これを合図に俺達は戦闘を始めた。









【刀矢said】

俺は焼き鳥の《女王》を倒すと、新校舎を目指して走っていた。

そして新校舎の前に来たとき、屋上からかなりの量の魔力を感じる。

(これが焼き鳥の力ってことか…………それに、他の皆の魔力が低すぎる)

俺はもしもの時を考え、再び悪魔の翼をコピーして一気に屋上へと飛び上がった。

『リアス様の《騎士》一名、《戦車》一名、《女王》一名リタイア』

俺が屋上に到着すると同時に聞こえるグレイフィアさんの声と、朱乃さん達が消えていく姿。

「イッセー!」

俺は屋上に着地すると、ボロボロの姿で倒れているイッセーに近づいた。

「刀矢…………おまえが……ぶ、部長を……守れ…………」

そこまで言って、俺の腕のなかで消えるイッセー。

『リアス様の《兵士》一名リタイア』

無慈悲に聞こえてくるイッセーのリタイヤ報告に俺は、我慢が限界を越えた。

「焼き鳥ィィィィィィィッッ!」

俺は翼で加速しつつ、焼き鳥の腹に蹴りを入れる。

「こ、グッ!?」

何かを話そうとしているが、そんな隙すら与えない。

俺は焼き鳥を殴り、蹴りあげると落ちてきたと同時に踵落としをくらわせて、一度距離を取る。

「…………グッ、ふざけやがって!」

そう言って炎の塊を俺に向けて飛ばしてくる焼き鳥。

俺はそれを炎を断ち切る事をイメージした剣を創造し、飛んできた炎を無力化する。

「なに!?」

自分の炎を消されたことに驚いたのか、大きな隙が焼き鳥にできる。

俺はその隙をついて、一気に加速して焼き鳥の顔面に炎を断ち切る剣…………断炎の剣を突き刺す。

そしてある程度の距離を取ると、俺は左手に雷の魔力の
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ