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ハイスクールD×D 『存在の消失〜 Memory life 〜』
三話『レーティングゲーム』
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て数分がたった。
「あの時とは随分違うな」
俺に打撃を繰り出しているライザーの《戦車》がそう言う。
「生憎とそんなに重そうな攻撃をもらうわけにはいかないからな」
俺は相手の拳を避けて、《戦車》の肩に触れる。
もちろん、魔力を込めてだが。
「そんなもの攻撃とは言えないな」
「くらいやがれ!俺の必殺!洋服破壊(ドレス・ブレイク)!!!!!」
俺がそう言って指を鳴らすと、露になる《戦車》の全裸。
(うひょ〜、脳内保存脳内保存っと)
無防備になり、隙だらけの《戦車》に向かって魔力を打ち込む。
「ドラゴンショット!」
俺が放った魔力は《戦車》をのみ込んで、地面を抉るようにして消えていく。
「あら?あなた、少しはやるようですね」
そう言って現れたのは、ライザーの妹。
「次はあんたが相手なのか?」
「違いますわ。貴方の相手はこの子達ですわ」
そう言って姿を見せたのは、ライザーと目の前の少女を覗いたライザーの下僕が全員。
(くそ!木場と小猫ちゃんはまだ戦闘中だから、俺が相手をするしかないのか)
俺はそんなことを思いながら、自分の左腕にある[赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)]に言葉をかける。
「俺に力を貸しやがれ!ブーステッド・ギアッ!」
『Dragon booster ! !』
「もっとだ!もっと、俺の想いに応えてみせろ!ブーステッド・ギアァァァァァァァッッ! 」
『Dragon booster second Liberation !!』
ここにきてはじめて聞く音声に、俺は驚きながらも左腕を見る。
そこあったのは今までの籠手とは違い、籠手に付いている宝玉が一つ増えて形が少し変わった籠手だった。
(これは…………。いや、これならいける)
俺がそう思っていると、二人の女性が俺に殴りかかってくる。
ドゴオオオオオォォォォォンッ!
「フフッ、隙ありですわ」
俺に殴りかかってきていた女性達を雷が襲い、青い光に包まれて消える。
「朱乃さん!」
「イッセーくん。残りの方は任せますわ」
「はい!」
俺はなるべく木場に近づいて叫ぶ。
「木場ァァァァァァァッ!おまえの神器を解放しろぉぉぉぉぉ!」
「神器を解放…………そうか!魔剣創造!」
木場がそう叫ぶと同時に、俺のもとにやって来る無数の剣。
「『赤龍帝からの贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)』!」
『Transfer !!』
俺に向かって来ていた無数の剣が一度だけ消えると、[赤龍帝の籠手] が緑色の光を発しながら巨大化した無数の剣が、ライザーの眷属達を次々に突き刺していった。
『ライザー様の《
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