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ハイスクールD×D 『存在の消失〜 Memory life 〜』
三話『レーティングゲーム』
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場。

「僕はリアス・グレモリーの眷属、《騎士》木場祐斗」

「俺は《兵士》の兵藤一誠だ!」

「…………《戦車》塔城小猫です」

「助っ人の風鳴刀矢だ!」

木場が自分の名前を叫ぶのでのりにのる俺達。

そのまま俺以外の三人は敵の方へと走っていった。

俺にいたっては偶然見つけた近くで紅茶を飲んでいる少女の近くに来ていた。

「ここ、座ってもいいかな?」

「ええ、かまいませんわ」

快く俺の頼みを聞いてくれたドレスを着込んだ少女。

「貴方は戦いませんの?」

「あの数ならあの三人で大丈夫だからな。そう言うあんたこそいいのか?」

「私はもとから戦う気はありませんわ」

紅茶を飲みながらそう言う少女。

「貴方は本当にお兄様に勝てるとお思いですの?」

「勝てるさ」

俺は突然の少女の問いかけに即答する。

「無理ですわ。不死鳥であるお兄様には人間では絶対に勝てないですわ」

「勝負に絶対という言葉はないんだぜ?それに不死鳥は無敵という意味でもないしな」

「貴方は己の強さに自惚れているだけですわ!」

「…………俺は強くなんてないさ。………………ただ消えたくないからこうしてもがいて生きているに過ぎないし、俺は自分の力が嫌いだからな……」

俺は少女の問いかけを自分に言い聞かせるように言う。

「…………貴方のその顔………………失礼でしたね。では、その代わりとは言えませんが良いことを教えて差し上げますわ。お兄様の《女王》ユーベルーナにはフェニックスの涙という回復アイテムを渡しておりますの」

と、そこまで聞くと俺は自分のコピー達を全て消し去り、立ち上がる。

「ちょっ!?なんですの!?」

「イッセー!ここは任せる!俺は朱乃さんの方に行く!お前はリアスさんの援護を頼む!」

俺はイッセー達に聞こえるくらいの大声でそう言う。

「ああ!わかった!絶対に勝ってこっちにもどってこいよ!刀矢!」

イッセーらしい返答におもわず俺は笑ってしまう。

「おまえもだぜ?イッセー!」

俺はそう言うとその場から勢いをつけて、走り去る。







俺はイッセー達と別れてすぐにコピーに朱乃さんの見張りをさせていた場所に向かった。

そこに到着すると同時に俺は朱乃さんをみつける。

(くそッ!あの子のいった通り、あの《女王》は回復アイテムを持っていたのか)

俺は相手の《女王》が懐から何かを取り出すのを確認すると、急いで次の行動に移る。

俺は朱乃さんの悪魔の翼をコピーしてその翼を使い、相手の《女王》と朱乃さんの間に入り込む。

「朱乃さん。ここは俺が代わりますんで、イッセー達とリアスさんをフォローしてくれませんか
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