『ブラックリスト』
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『どつきまぁすぞホンマ!』
『キレ過ぎやし!予想通りの反応やったけど、ここまでキレる思わんかったし』
『シャレんならん事されたらキレるやろが!なんなん!何がしたいん!説明せーや!』
『ごめんごめん!ほんまごめんって!単純に反応が見たかったんよ』
反省を感じれん軽口。
『最初から演技?』
『はい、すみません』
ごっつ胸くそ悪い。
逆キャンセルしたろか。
てか、この後にサービスとか有り得ん。
切り替えれん。
苛々沈める為やけくそで生一気飲み。
さすがに客も反省の色が見えてきた。
人相変わった。
馬鹿面やし。
くそはがいわ。
こんな奴に騙されたとか。
切り替わらん。
サービス無理。
『あんたとは二度と顔合わせたくない。ブラック入れる。店自体の出禁喰らいたくないなら謝れ』
『わかった!もう絶対誰にもせん!店の出禁は勘弁して!』
『ヤクザが馬鹿みたいな遊びすなや。焦った自分も馬鹿じゃわ。ほんま有り得ん。』
『ほんま悪い...』
サービスせん代わりに半額返した。
ごっつ嫌な目に遭わされたけん貰っといてもえんやけど、飲食してるし。
半額は自腹切った。
どうせ戻って来るし。
店長に話してブラックリスト入れて貰った。
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