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『自分:第1章』
『再:風俗』

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飲み屋街にある無料の雑誌見たら腐るほど在った。
どんだけ在んねん!ってツッコミたくなる程に。
罪悪感はあった...
それでも、その世界にすがりつくほか無かった。

少しでも効率よく稼ぐ。
基本料金高めの設定で、女の子側の取り分が60%の店を探す。
アリバイ会社も欲しい。
面接いく店を決めた。
某ブランドのレーベル名。
条件がある。
制服着用義務。
細身。
カワイイ系。
キレイ系。
清楚系。
礼儀正しい。
そんな女の子ばっかり集めてる店。

でも、所詮見た目。
性格は演じれる。
面接は通った。
当時はホンマ細かったから。
制服も渡された。
似合わん茶色のチェック柄。

実技講習は、経験者ならパスできる。
でも、社長来るからって実技受けさせられた。
不必要な実技講習。
本番ありの最悪な社長。

撮影してアンダーナビに載せてスグ指名が入った。
いきなり180分言われて少し引いた。
高松と比べても、此処の人種とゆうか、利用する人間の質はガタ落ちする。
やから少しでも高級感を売りにしてる店の方が安心するのも事実。

此処はヤクザ多いし、ヤクザもどきのチンピラも多い。
本州から逃げ込んできた元ヤクザってのも多い。
下手うった奴も多い...


若い奴らも、族上がりが組入りしたりとかザラにある。
治安も悪い。
おまけにヤクザの質自体が悪い...


それでも、一応、こんな処でも思い出は在るし大事な場所やし。
悪く言いたくはないけど...事実やし。
男もバカ多いけど女も大概バカ。
ヤリ目のナンパ待ちする様な女がウジャウジャ居る。
しかも中学生とか。
端から見たら自分もそんなバカ女と同じか以下なんやろうけど。
それが尚更悔しかった。


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