白、黒、そして碧その四
[8]前話 [1]後書き [2]次話
「いやぁ、僕の小鳥ちゃんが逃げちゃったって言うんで来てみたらゴキブリが二匹もいるじゃない!」
「キリト君、クラディール、今すぐログアウトして!現実世界で、須郷の陰謀を暴くの!」
頷きメニューを開くが、ログアウトボタンが消えている。やはりそのへんの手回しは終わっているようだ
「言ったろう、ここは僕の世界だって!誰にも僕に逆らえないのさ!・・・そぉうだ」
須郷の唇が、悪意を纏ってぐにゃりと歪む。奴がウィンドウを操作し終えた時、現れたのは俺が捜し求めていた彼女・・・桐生利里奈さんだった。
「彼女は実験で最も反抗的だった被献体でね、彼女での実験をしたかったんだ!」
「そんな・・・」
「須郷・・・貴様ぁ!」
アスナが絶句し、キリトが叫ぶ。須郷が実行ボタンを押そうとした時・・・
「・・・チェンジ」
世界は変質を開始した。
「貴様・・・僕の世界に何をしたぁ!」
「秋葉原のハッカー集団をエクスキャリバーの情報で釣った。今ごろハッカーの方々が被献体の意識を取り返してる最中だと思うぜ?」
キリトが呆れながらも、にやりと笑う。
「「さて、フィーバータイムのスタートだ!」」
[8]前話 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ