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魔法と不良と厨二病
第2話 魔東閻高校の勢力@
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──なぜかこうなった。


だが、出てくる気配は全く無い。


「拓也さんが呼べば出てくるんじゃないッスか?」


健二の提案に拓也は顔をひきつらせて恭夜はなるほど、と頷く。


「い、いや出てくる訳ないだろ」


「いやいや、もしかしたらだろ」


「そうッスよ、呼んでみて下さいよ」


「・・・・・・・・あ、綾乃〜?」


「呼ばれて飛び出てダーン!!え"ぁふ!!!」


伊藤 綾乃は窓を突き破って数回転がり壁で頭を打って血を流していた。





「・・・・・・・・・・・・残りの勢力の話は健二の家でしようか」


「おう」


「そうッスね」


3人は何も見なかった事にして、ハンバーガーショップを去っていった。
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