第2話 魔東閻高校の勢力@
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「だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
あるハンバーガーショップでノートパソコンの前で頭を掻きむしる巨漢の男、健二が叫んでいた。
そしてその正面でジュースを飲んでいる目つきが悪い男、恭夜とその隣でポテトを食べている長髪を後ろでくくっている男、拓也はその様子を冷たい目で見ていた。
「おーどうしたゴリラ」
「ゴリラじゃない、健二ッス!!」
「すまんな健二」
「健二じゃない、ゴリラッス!あ、間違えた健二ッス!!」
「やっぱゴリラじゃねえか」
「違うッスよ!!」
「そうだ恭夜、こいつはゴリラじゃないぞ」
「・・・・拓也さん」
拓也の言葉に涙目になるゴリ・・・・健二。
「拓也さん優しい所もあるんスね───」
「こいつはただのゴリラじゃなく、醜い喋るハゲゴリラだ」
「───だと思ったよ!!このドSが!!」
「なるほど、さすがだな拓也」
拓也の言葉に恭夜は頷く。
「あんたも納得してんじゃねえ!!つか、誰のせいで叫んでると思ってんスか!?」
「あー・・・・俺か」
「そうッスよ!!」
恭夜は健二にあることを頼んでいた、それは──
「大体、いきなりすぎッスよ!魔東閻の勢力を調べろって!」
そう、恭夜が健二に頼んでいた事は魔東閻高校の勢力を調べろという内容だった。
「でもお前ならいけるだろ?」
「その通りだ」
「恭夜さん・・・・拓也さん・・・・」
「「だってお前はストーキングとハッキングのプロフェッショナルだからな」」
「それ褒めてるんスか!?貶してるんスか!?」
「「ハッハッハ、貶してるに決まってんだろ」」
「あんたら本気で殴るぞ!!」
「いいから早く話せよゴリラ」
「そうだぞハゲゴリラ」
「・・・・・・・・分かったッスよ!!」
「じゃあ、話すッスよ。1年2年3年のどの勢力から聞きたいッスか?」
「1年だろ」
「ああ、そうだな」
「1年ッスか、分かったッス!」
ノートパソコンを開いて少しキーボードをたたき、恭夜達の方へノートパソコンを向ける。
向けられたノートパソコンを恭夜と拓也はのぞき込む。
そして健二はノートパソコンの画面を指差す、その先には3人の男と1人の女の写真があった。
一番右の写真は長めのボサボサ頭にバンダナを巻いていて狂気的な顔をしている男。
その隣の写真は金髪リー
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