暁 〜小説投稿サイト〜
東方魔法録〜Witches fell in love with him.
50 意地〜Don't it is disgraced a corpse.
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「とりあえず人里の近くに運ぼうそうしよう」
思考停止すること約五分。包丁を抜くのは証拠隠滅になるし、このまま放置するのも気が引けるので人里の近くに運んで別の人に発見して貰おうと思ったわけだ。擦り付けているとも言う。
「………後でアリスに血を貰うか」
子供から流れ出て、乾ききった血を見ると喉が渇いてきた。
そう言えばレミリアって何時血を補給してるのかなぁ。それなりに一緒にいたけど、俺を吸血鬼にするとき以外に血を吸ってる所を見たことがない。
「あー!この間の日傘男!」
「………っ!」
驚いて振り向くと氷の翼を持った青い妖精がいた。
不味い…これ、有らぬ疑いをかけられそうだ…。
「この間は油断したけど今度はそうもいかないからね!」
青い妖精は俺を指差しながら言った。
どうやら俺に用があるらしく、後ろの死体には気付かない様子。少しホッとしながら首を捻った。
この間って…いつの事だ?
「誰…?」
俺の疑問に妖精は信じられないものを見たような顔をした後に、何やら偉そうな顔をした。
「ふふん。アタイのおそろしさの余りに記憶を消してしまったようね!いいわ、特別にもう一回名乗るわよ。アタイはチルノ、さいきょーの妖精チルノ!」
ウゼェ。何をどう歪曲したらそんな解釈が出来るんだよ。
…思い出した。確か魔理沙と初めて出会う日、アリスの家に向かう途中で絡まれたんだった(45 金銀で『ちょっと妖精が邪魔だったが』の部分)。
何か男なのに日傘持ってるとかで因縁付けられたんだっけ。
まあ、あまりのウザさに記憶から抹消していたのは確かだが。もしかすると勘はいいのかもしれない。
「あー思い出した思い出した。確かに(妖精としては)最強だった。それじゃあな、俺は用事があるんだ。また今度な」
「うん。またね!」
そう言ってチルノは帰った。
え!?帰っちゃったよあの子本当に帰っちゃったよ!?出オチしてるじゃん!?
まさか冗談を本気にするとは思わなかった。騙されやすいと言うかなんと言うか…。
「妖精だし、純粋なんだろう。きっと」
バカと紙一重な気もするが。
さて、邪魔ものもいなくなったことだし作業を終わらせてアリスの所に行くか。
………………………………………
……………………………………
…………………………………
明希は死体を運び終わって(死体遺棄とも言う)からアリスの家に向かった。
既に魔理沙が来ており、修行をつけて欲しいとせがむ。
「こんにちは師匠!早く修行をつけて!」
「あ、うん。ちょっとまってて。……アリス。血をくれないか?喉渇いた」
来たそうそうにこんなこと言うのも何だけど、渇いたものは仕方がない。我慢出来なくなって見境なく襲
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