第3話
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と、青いツナギの男は、全身が穴だらけになって倒れていた。
「とりあえず仕留めたか・・・」
ルイスがそう呟いた直後、ドアが開いた。
・・・現れたのは、先ほどにもあった、全裸の巨人。
「な、なんですかこいつ!?」
「捕食者だ!攻撃がどういう事か通用しねぇ、気をつけろ!」
ルイスが叫んだが、全裸の巨人は予想と反した行動をした。
青いツナギの男の死体を回収すると、部屋から出たのだ。
「・・・なんだったんだ?」
呟きつつ、ルイスはデルタプラスを格納した。
「なんか、あれを回収しただけでしたけど・・・」
「単に、あれが予想外に乱入して来たから排除しに来たんじゃぁ・・・」
[あ、納得しました]
「と、ともかく、このままだと埓があかないので、手分けして脱出手段を探しませんか?」
「そうだな。このままじゃあまた来られたら全滅だしな」
「じゃあ、1時間後にこの部屋で」
「そうしましょう」
やり取りを終え、ルイスがまず部屋を出ると。
目の前にいたのは、例の全裸の巨人。
「ファッ!?」
ルイスが、奇怪な声を上げたのを最後に、その巨人がルイスの頭に食らいついた。
そして、巨人が食らいつくのに下げた頭を上げた。
頭が巨人の口の中にあるルイスが、ジタバタしているが、その直後。
ルイスの体が動かなくなり、次いで頭の無くなった体が床に落ちた。
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