時を巡る電車との接触
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エスデスからの話を聞いた士達は
一旦街から出ようと
帝都の外へと続く門の辺りに来ていた
「あ、いたいた!」
士達の元に飛んで来たのはキバーラであった
「お前か
どうしてこんなところにいる?」
「それがね、写真館にある人が来たの
えーと名前は…リュウタロスだっけ?」
「リュウタロス?電王と一緒にいた?」
リュウタロスは
かつて士が数々のライダーの世界を巡っている
途中で出会った電王と共に行動している
イマジンと呼ばれる怪人だ
「あいつがなぜこんなところに」
「それが、デンライナーでこっちに
来た時に置いてかれたとか…」
「はぁ、めんどうだな」
「とりあえず、まだ写真館にいるはずだから
一緒に来て」
キバーラに言われ、士達は写真館へとやって来た
「あ、士君にユウスケ君、大樹さん
待ってました」
夏海がこちらへと向かってくる
「リュウタロスは?」
「奥でおじいちゃんとコーヒーを
飲んでます」
写真館の中へと入る
「おじいちゃん!このコーヒーすごくおいしいよ!
ナオミちゃんとはまた違う美味しさ!」
こんな感じの声が聞こえて来た
「よぉ、リュウタロス」
「あ!士じゃん!久しぶり!」
無邪気な子供のように
リュウタロスが話しかけてくる
「いつからここにいる?」
「んー、一昨日かな?」
「それならそろそろ迎えが来てもいいんじゃ?」
「多分もう来ると思うよ
さっき、良太郎の存在を感じたし!」
そんな事を話していると
どこからか聞き覚えのある
音が聞こえてきた
「あ!ほら!」
「確かにこの音はデンライナーの音だな…」
やがて、写真館の前の方から何人かの話し声が
聞こえてきた
「ねえ、本当にこんなところにリュウちゃんいるの?」
「あったりめーだろ亀!俺の方が
イマジンを見つける事は優秀なんだよ!」
「ま、それ以外がどうかと思うんやけどな」
「モモタロス!いいからリュウタロスはどこにいるの!」
「え?あ、ああ…
この建物の中から感じる」
「ここ?…あれ、ここってもしかして…」
その声が聞こえたあとに
写真館の扉が開いた
「あの…すいませ〜ん」
「はーい」
夏海が玄関の方へと行く
士もそれに続く
「あ!やっぱり!
夏海さんお久しぶりです!」
「ハナちゃん!よかった!
今ここに…」
「リュウタロスでしょ?
ウチのバカがここにいるって…」
「おい、誰がバカだって?
このコハナクソ女!」
「うるさい!」
そう言ってハナは
モモタロスの顔面を殴る
「うぅ〜…」
モモタロスは倒れ、地面に伸びてしまった
「お前ら、なん
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