武具店
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、これでも攻略組だしな」
「へ?攻略組??あぁ!思い出した!」
攻略組と聞いた時、何かを思い出せたようでポンッと手のひらを打つ。
「アスナと双璧を成す美少女プレイヤーで、攻略組の紅一点!だけど、ある日を境に姿を見せなくなった事から熱烈なファンに拉致・監禁されているとかなんとか…」
「ちょっと待て??誰が美少女だ!それに後者はおかしいだろ!拉致監禁って……」
巷で広がっていた自身についての噂を耳にし唖然とする。
「あはは、美少女だって〜。あはは、お腹痛い。ねぇ、まだあったりする?」
「そりゃあ、まだ沢山……「もう言わなくていいから!」ちっ」
なぜか舌打ちをされる。これ以上、話させたら俺の精神がモタなさそう……。
「ところで、なんで攻略組の方々が店開いて間もない武具店に?」
「アスナにいい店ないかって聞いたら、ここを教えてくれた。アスナのレイピアもリズベットのオーダーメイドだろ?」
そう言うと、ふふんと誇らしげに鼻を鳴らす。
「さすが、アスナ!早速宣伝しといてくれたんだ。そうよ、アレは私が今まで作ってきた中で最高傑作よ。あと、リズでいいわ。その代わりタメ口で行くけど」
丁寧語を使っていたかどうか疑問なのだが??……初っ端から女子扱いされたしな
「了解。そーいや、内装もアスナがやったのか?」
「内装はアスナと一緒にしたわ。……髪型はアスナだけどね」
わー、物凄く納得いく。嬉々としてリズをコーディネートしている姿が目に浮かぶ。
「ところで今日はどうしたの?研磨?武器?」
「あぁ、新しく刀を打って欲しいだ。」
「オーダーメイドって事?……金属の相場が高くなってるけど」
ジロリとユーリの装備を品定めする。黒のローブに袴っぽい物に、上の服はわからないか……。けど、お金大丈夫かな?と心配になる
「ん?金なら心配ないぞ」
「そ、そう。けど、どんな刀にするの。とりあえず、これが今うちである最高の刀だけど」
ふと振りの刀を手渡してくる。大振りの刀身で、大太刀という分類らしい
片手で持ち、振ってみる。なぜか、リズが目を見開いて驚いているだが?
「…………軽いな」
「あんた、どうゆう筋力値してんのよ??それ、重量系のインゴット使ってるし、重さの方にステ振ってんのよ??それが軽いって……。あんた、どんな刀使ってるの?」
軽く人外認定された気がする。とりあえず、参考代わりに自分の今使っている刀を渡すと、落としそうになるリズ。
「重っ??どんな刀よ、コレ??魔剣クラスじゃない!」
「【妖刀ー紅椿】ですが……何か?」
「 よ、妖刀ー紅椿??って、あの超難関クエの!」
どんなのと言うのは、めんどく
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ