戦争、介入します
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Side:ズェピア
はてさて、 ハイスクールD×Dの世界に転生して幾許かの時が過ぎた。まあ、あと三万年位で五十万年くらい経つのだがな。
ママ達と別れて気が付いたらと森に居た。何度目だこれ。
目を覚ましてからまずワタシは取り敢えず自身の現状の確認をした。と言っても、前回と同じく情報が頭の中に流れ込んで来たんだが。それを確認して――後悔も驚愕もし無かった。だって現状は把握し切ってるし。
さて、転生してから軽く四十万年以上経ったは良いが、如何せん原作開始までまだ十万年近く有ると思うから其れ迄暇なのよな。色々とやったが。
大地を歩破走破してみたり。日がな一日釣りに興じてみたり。寝るとき書いた魔法陣の上で寝て、含有魔力量を少しでも増やしてみたり。原典を全て剣の丘に登録したり。保有宝具を全て剣の丘に登録したり。料理の腕を磨いてみたり。一日中寝続けたり。全ての山を踏破したり。全ての海を泳破してみたり。水上走行してみたり。空中走りしてみたり。意味もなく浮遊術でプカプカ浮き続けたり。次元の狭間に行って泳いでみたり。襲い来るドラゴン達を叩きのめしたあとに仲良くなったり、人間を騙そうとしていた天使と悪魔と堕天使を頸り殺したり。エトセトラ、エトセトラ、エトセトラ。まあ、色々と思いつく限りの暇潰しを実行しては飽きて辞めるを繰り返した。最後の二つは暇潰しではないがな。
しかも貪る群狼を発動して銀狼状態でそんな事してたからか、何時の間にやら民衆にトライなんたらとか、アポなんとかビーストとか言われて守護獣として信仰されてたんだが、何だったんだろうか?
あぁ後、須弥山やアースガルズ、オリュンポスや日本神話、その他諸々の神話の神々と飲み仲間に成った。適当にブラついてたら領地に入っちゃったらしくて、侵入者として攻撃されたのを撃退して、誤解を解いたら詫びと言う形で宴会に招かれて仲良くなった。結構内部がゴタゴタしたり、トップが脳天気だったりハッチャけてたりして苦労してるらしく、帝釈天やハーデス、オーディン、ロキ、プルート、ヴァルキリーとかの愚痴を聞いてあげた。全員分聞き終わると十日ぐらい経ってた。
そして現在。ワタシは低めの山の頂上から麓の方を見下ろしていた。序でに言えばイラついてる。理由は簡単。
昼寝をしてたら騒音で叩き起されたからと、天使と悪魔と堕天使が赤と白のドラゴンの喧嘩に割り込んでいるからだ。まあ喧嘩と言ってもドラゴン同士の喧嘩はもう戦争の域何だが。
元々はドラゴンだけで喧嘩してたんだが、途中で人外共が乱入。赤と白のドラゴン――メンドクサイから名前呼びにしよう。ドライグとアルビ
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