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転生赤龍帝のマフィアな生活
二十七話:自分の身の為に
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セバスチャンだからな。リアス・グレモリーも早いとこ、そこら辺を理解した方が良い。
さて、後はこいつを木場祐斗に渡すだけだな。

「ほらよ、これでも見てな。」
「………バルパー・ガリレイ…僕が復讐すべき人物。」
「ちょっと、一誠!!!祐斗に何をさせたいの!!?」

ああ、うるせえな、リアス・グレモリーの奴は。
どうせ眷属が危険な目に合うとか心配しているんだろうが、
別に誰がどう動こうがてめえには関けえねえだろ。

「俺はただ、資料を渡しただけだ。そこからこいつがどうするかはてめえの知ったことじゃねえだろ。まあ、俺はイリナ達と一緒にカラスをカッ消しに行くがな。………どう動くかはてめえで考えな、木場祐斗。」
「………………………」

俺の言葉を黙って聞く木場祐斗、まあ、あれだけの復讐心だ。
間違いなく動くだろう、第一その為に情報を与えたんだ。
それに聖剣をぶっ壊してえんなら情報を得るために
俺達と動くしかねえからな、十中八九で接触があるはずだ。
そのために資料なんてもんをわざわざ渡して煽ったんだ。動いて貰わねえと困る。
それに人数が多い方が仕事は早く終わる。
最悪でも囮として仕えるからな、人数が多いに越したことはない。

「復讐ですか……。」
「セバスチャン?」
「いえ、少し若き日の記憶を思い出しただけです。それでは失礼します。」

そう言い残し消えるセバスチャン……なんだったんだ一体?

「そう言えば、イリナ殿とゼノヴィア殿はどうなったのでしょうか?」

中々帰ってこないイリナとゼノヴィアの様子が気になったのか
バジルがドアを開け、外の様子を覗き見て―――


「………………………」


―――ゆっくりとドアを閉める。

「おい、バジル!!てめえは一体何を見たんだ!!?」
「せ、拙者はな、何もみ、見てないでご、ご、ござる。」
「絶対見てはいけねえ何かを見ただろ!!!!!」

ガタガタと震えながらそう答えるバジル、一体全体ゼノヴィアはイリナに何をされてるというんだ!!?知りたいような知りたくないような……やっぱ知りたくねえな……。


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