二十七話:自分の身の為に
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
てた身だ。
色々と気になるんだろう。
「理由は分からない。ただ一つ分かることは―――それを行った堕天使がこの町に潜伏しているということだ。」
「駒王町にですって!!?」
そう言えばそうなるな、と言うことはとカラスが
ボンゴレのシマに潜伏しているということにもなるのか……舐めた真似してくれるじゃねえか、
どうやらカッ消されてえらしいな?
(こうして、相棒の犠牲者が増えていくのだな……哀れなものだ。)
(俺に逆らったからだ。逆らう奴は根絶やしにするだけだ。)
(しかも今回はイリナまで居るという状態だ……今回はどんな酷い死に方をするのか…。)
そう、今回は俺だけでなくイリナもいるのだ。
さっきから話しに入ろうとせずに我関せずといった感じのイリナを見る。
あいつのことだ、間違いなく初手から即死級の技でカラスに襲い掛かるだろうな。
少しカラスが可哀想になるぜ。
(相棒の相手をじわじわと追い詰めて行ってから、最後の最後に絶望した相手をカッ消すのも中々に酷いと思うぞ。)
(何、言ってんだ?命乞いを叫ぶ時間を与えてやってんだ、むしろ感謝して欲しいぐらいだ。)
命乞いが出来て遺言を言う時間まで与えてやるなんて、
俺のように仏の心を持つような奴じゃないと出来ないぞ?
そろそろゼノヴィアに頼んでヴァチカン教会に聖人認定を頼んでおいた方がいいかもしれない。
まあ、命乞いも遺言もただのBGMとしか思ってないけどな。
(この二人が相手とは自ら地獄に行った方がマシに思えるな。)
カストカゲの奴が何やら失礼なことを言っているので
何だか最近精神世界でよく見かける大ムカデをけし掛けさせる。
(く、首が、しまっ―――――ッ!!!!!)
((((ウウウウリイイイイイイイイッッ!!!!!))))
さて、カラスの話に戻るとするか。
「それで、その堕天使は分かっているのかしら?」
「堕天使幹部のコカビエルだ。」
「コカビエルって聖書に名前を残すほどの堕天使じゃない!!?」
何やら驚くリアス・グレモリー。何に驚いているのか俺には分からないな。
今からイリナに咬み殺され、最後に俺にカッ消されるようなカラスだぞ?
その程度の奴が聖書に載れるのなら俺とイリナが協力すれば新しい宗教が作れるかもしれないな。
(では私達は使徒ですね。)
(イッセー様の素晴らしさを世界に!!!)
(クロームたんとゼノヴィアたんは僕の物だよ。)
(一誠様!!変態のすばらしさを広げましょう!!!)
(てめえら大ムカデに締め付けられながら話すんじゃねえよ!!!!!)
なんでこいつらはカストカゲが悶絶しているのと同じものを受けているのに
平然と話せているんだよ!!?あれか?やっぱり最強は変態なの
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ