暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos46戦天使/雷滅の殲姫〜Primera Randgrith Valkyrja〜
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『なのはママってことは、あんたはなのはの娘で、そしてなのは、あんたも結婚して子供産んだってことになるのよね!?』
アリサは問い詰めるように確認しようとし、
『結婚、子供、私に!?』
なのははアリサから話を聞いて混乱しだし、
『なのはとはやてが未来じゃ結婚していて子供もいるという事だよね。お、おめでとう!?』
『おお、おめでとう、なのは、はやて!?』
その混乱が伝わったフェイトとアリシアは首を傾げながらもはやてとなのはを祝福。
『ルシル君・・・あぅ・・・』
俺と目が合ったはやてはボンッと爆発したかのように顔をさらに真っ赤にして俯いた。えー、10歳のフォルセティ。両親となる俺とはやての年齢が今より+13の22か23歳の頃には居る血の繋がった実の子供だとする。その歳で10歳の子供を産み、育てている親になるには、何歳頃に体を重ねればいいか。単純に考えて13歳。
(そんなのねぇよッ、絶対に有り得ねぇッ! 13歳ではやてに子供を作らすなんて、どんな鬼畜外道だ!!)
口調が昔、アンスールの同性メンバーやステアにだけ使うものに戻ってしまうほどに、ありえない話だとツッコむ。ここで嫌な推測というものが立つ。ヴィヴィオの幼馴染。もしかしたらフォルセティは、ヴィヴィオと同じように人工的に生み出された存在なのかもしれない。クローンなんて血と細胞があれば作れるしな。
スカリエッティから提出を求められたら断固拒否・・・も出来ないか。すでに、存在している、という現実を過去の俺が知ってしまった以上は、フォルセティの誕生は絶対だ。どうしてこうなったんだよ、もう・・・。
「コホン。俺の名前、八神フォルセティじゃないんだ。騙してすまないね、高町ヴィヴィオさん、アインハルトさん」
「「???・・・・はっ」」
ヴィヴィオとアインハルトがハッとした。そして「ルシルさん、この時代の・・・!?」ヴィヴィオが確認してきたから、「どうも。八神ルシリオン・セインテストです」って微笑みかける。
「ルシルさん、ずるーい! この時代じゃわたしより年下だとしても、女の子を騙すのはどうかと思います!」
「ティオやクリスさんは、そのことを私たちに教えるために騒いでいたのですね」
「そうだったの!? あぅあぅ、タイムパラドックスがぁぁーーーー!」
「ど、どうしましょう・・・!」
頭を抱えたヴィヴィオと支えるアインハルト。そんな2人に『タイムパラドックスとかどうでもいいから、話っ、未来の話を聞かせてぇぇぇーーー!』そう言って騒ぎ続けるシャル。本格的に収拾がつかなくなってしまう、と思ったその時、とんでもない魔力反応が海上の方から発せられ、その魔力波が遠く離れたこの場所まで届いた。
俺は思わずグッと腰を下ろし、その魔力波
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