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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第59話 トリニティモード
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「終わった………これで邪魔な女はいなくなったわ!!団長、もう直ぐ私も行くから待っててね!!」
「オリヴィエ様………?」

そんな中、丁度その場に現れた男が居た。

「クレア………これはどう言う事だ?」
「うん?何を言ってるのキルレント?」
「何故オリヴィエ様が血だらけで倒れているのかと聞いている!!!」
「そんなの私の団長を奪ったこいつの天罰を行っただけよ?良い顔で死んでいったわ!絶望し、自分を大いに攻めながら死んでいくさまは今までで見た物の中でも一番面白か………」
「もう良い、黙れ逆賊」

話している途中にキルレントの大剣が横なぎにクレアを真っ二つにした。

「ああ………これで私もあなたの元へ行くわ、ベルガント…………」

その顔は目を開いたまま幸せそうな笑みを浮かべていた。





















「何なのだこれは………」

キルレントが死体を回収したのを見た後、3人は暗い顔で話していた。

「こんな光景レイと何か関係があるのでしょうか?」
「もしかしてこれが私達に言っていない秘密?」


「いいや、違うよ」

「「「えっ!?」」」

いきなり聞こえた声に立ち上がり周りを確認する3人。
するといきなり下から世界が真っ暗に変わって行った。

「何が起こってるの!?」
「我にも分からん!!」
「これは一体………」

上も下も右も左も暗い。しかし互いの姿はしっかりと見えていた。

「何も無い………」
「さっきのは幻聴か?」

「いいや、幻聴じゃないさ」

またも声が聞こえ、3人が声のした方を見ると、少し先に小さなお店が見えた。

「さっきまで何も無かったはずなのに………」
「あれは………カフェか?」
「何でこんな世界にカフェが?」

不思議に思いながらも、目的地も、自分達が何処に居るのかも分からない以上、3人の進む先は決まっていた。

「………行ってみましょう」

3人は意を決して進むことにした………
















「よっ、待っていたぜ」
「初めまして………じゃないかな。さっき振り?………で良いのかな?」

店に入るとそこには1人の男と金髪の女性が居た。

「えっと………銀髪じゃないけどラグナル?それとあなたは何処かで………」
「久しぶりだな。………って言ってもちょっと顔を合わせた程度でハッキリと覚えてないか」

そう苦笑いしながら答える男。その姿に不思議と親近感が湧いていた。

「俺はウォーレン・アレスト。かつての零治の相棒だ。………と言ってもその残滓だけどな」

そう言って頭を掻きながら答えたのであった………

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