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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第六十九話
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ま僕に飛び込むように口付けしてきた。
…へ…っ!?
「んん…っ!?」
「ん…っ!…はぁ…衛司…その…っ!」
「う、うん……?」
「私と…ひ、一つになってください…っ!」
「………はぁっ!?」
突然のキスと飛び込みに対応出来ず、その勢いのままカノンノに押し倒されるようにベッドへと倒れ、唇を離されて呆然としたままカノンノを見上げていると、真っ赤な顔のままそう言葉を告げたカノンノに思わず声を出してしまった。
彼女の真っ赤になっている様子からして…カノンノと一つになるっていうことは……つまりはその…『そういう事』である。
その事を遅れながら頭の中で理解して思わず僕も顔を熱くなるのを感じた。
「え、あ、えっと…ど、ど、どうして…?」
「…さ、さっきも言ったけど…私も明日の事が不安なんだもん。だからその…勇気を分けてもらいたいというか…思い出づくりというか…。衛司は…その…私と…そういう事をするの…嫌…?」
「そ、そんな事はないよっ!…だけど…その…本当に、僕なんかで…いいの…?」
お互い顔を真っ赤にしながら、僕はカノンノに押し倒されたままそう静かに言葉を出した。カノンノは僕の言葉に小さく頷いた。
「あ、当たり前だよ。むしろ…衛司しかいないよ…。だから、その…これ以上嫌がるなら『衛司はヘタレだ』って、アドリビトムの皆に言いふらしてやる…」
「ぅ…そ、それは勘弁してほしいなぁ…。…僕…初めてだからよくできるか分からないけど…いいんだ…ね…?」
「…私も初めてだから大丈夫です…。だから…その…よろしく…お願い…します…」
「…こ、こちらこそ…?」
「「…あはは…っ」」
お互い顔を真っ赤にしながらそう言い合い…少し可笑しくなって笑い合うと、少しして僕達は唇を重ねて…そのまま流れるように、身体を相手へと預けるのだった…。
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