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Shangri-La...
第一部 学園都市篇
第3章 禁書目録
25.July・Midnight:『Accelerator』
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るミコトと少年は、怪訝な顔のままで。

「なンだァ、ありゃあ?」
「恐らくは、『御坂美琴(ほんもの)』の知り合いだろう、とミサカは推測します」
「ヘェ、そりゃ────御愁傷様なことで」

 ミコトの肩を抱き、ニタリ、と。性質(たち)の悪い獣のように少年が笑う。耳許に顔を寄せ、邪悪で、慈悲を感じさせない、獲物を見付けた獣の笑顔で。

「俺が『絶対能力者(レベル6)』になる()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()を間違えるたァ、お優しい限りじゃねェか。なァ?」
「…………」

 嬲るように、嘲るように少女に囁いて。少女は、無表情のままで────
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