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戦国異伝
第百八十話 天下の宴その十七
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も聞いております」
「既に、でおじゃるか」
「それがしをそれぞれの家臣にしようと考えておりますな」
「左様、その通りでおじゃる」
 まさにというのだ、近衛も。
「武田殿は右大臣殿と武田殿を」
「そして上杉殿も」
「右大臣殿と武田殿を」
 それぞれ、というのだ。
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