二十六話:はいぱーいりなちゃん
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なのか?暇そうにしているイリナの方をチラリと見る。
「何?」
「いや………で、結局てめえらは何しに来たんだ?」
「エクスカリバーがコカビエルとか言うおっさんに盗まれたから咬み殺しに来たの。」
事もなげにかなり重要そうなことをさらりと言い放つイリナ。
だが直ぐにゼノヴィアからのツッコミが入る。
「まて、イリナ、そうではなくエクスカリバー奪還もしくは破壊だろう。」
「どっちでも同じでしょ。」
まあ、良く分からないがコカビエルとか言う奴をカッ消しに来たんだな、イリナ達は。
イリナの説明の方がシンプルで分かりやすい。
(似た者同士だな……相棒とイリナは。)
(おい、それだとまるで俺が暴力的な人間みたいじゃねえか。)
(逆にどうみたら相棒が暴力的でない人間に見えるのだ?)
はっ、どうやらこのカストカゲは死にてえらしいな。
良いだろう、望み通りに殺してやる。
(な!?あれはゴ○ラか!!?)
(やれ。)
(ヌオオオオオオオオッッ!!!??)
((((カミカミされてからの食いちぎりイイイイイイッ!!!!!))))
何だか分からないがゴモ○が俺の精神世界に出せたので出してみたが効果てきめんだな。
トカゲと変態達をこのまま殺してくれれば楽なんだがな。
「イッセー君は手伝ってくれないの?」
「あ?なんだって俺がそんな面倒なことをやらねえといけねえんだ?」
「イッセー君は手伝ってくれないの?」
この壊れたCDのような反応はまさか!?
「おい、この展開に覚えがあるんだが?」
「イッセー君は手伝ってくれないの?」
「おい、やめろ!!!」
これ以上は俺の精神が持たねえ!!!
頼む!!ここでやめてくれ!!!
「ネエ、テツダッテヨ。」
「手伝えばいいんだろ!!!手伝えばよ!!!!!」
もういやだ、俺の幼馴染みが怖すぎる……!!?
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