暁 〜小説投稿サイト〜
エクシードライフ・オンライン
第一部
プロローグ
[2/2]

[9] 最初 [1]後書き [2]次話
った。
「……面倒だな」
一、二匹程度だったらすぐに片付けられるが、流石に5匹となると面倒になる。理由はさっきから、食らっているこの突進の波状攻撃だ。一匹を捌いたと思ったらまたすぐにもう一回、また捌いても、またもう一回と何回も攻撃がくるので、こっちの集中力が持たない。
「一気に決めるか」
長期戦は嫌なので、一気に片付けるためにあるスキルを発動させる。その瞬間、少年は一匹のボアに物凄い勢いで突っ込む。

ズバンッ!!

空気をも切り裂くような音が鳴り響いた瞬間、ボアはポリゴン状になり消える。
「残り四匹だな」
いつの間にか残りのボア達は、同じ場所に集まり、一斉に突進しようとしているところだった。
「させるかよ。……疾風《ゲイル》」
そう呟くと、さっきと同じようにボア達へと突っ込み、大剣を力任せに横に振り四匹のボアをまとめて倒した。

「ふぅ……」
戦闘が終わったせいか、緊張が解け思わず息を吐く。
辺りはもう暗くなってきていた。この辺は夜になるとレベルの高いモンスターが出るらしいと、誰かが言っていた気がするので、帰路に着くことにした。

[9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ