二十五話:幼馴染み襲来!!
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緑のメッシュを入れた奴がまるで小動物のように怯えているんだが……。
「ユニです。よろしくお願いします。」
「…兵藤クローム……よろしくね。」
「あ、アーシア・アルジェントです!!よろしくお願いしみゃす……あうう…噛んでしまいました。」
「メイドのミランダです。どうぞお見知り置きを。」
「ブルーベルだよ!!」
じっくりとユニ達を見るイリナ、そして俺の方を向いて一言―――
「ふーん、イッセー君ってロリコンだったの?」
「『断じて違う!!!!!』」
思わず、カストカゲとハモってしまった。
というか、てめえのせいで俺までロリコン認定受けちまったじゃねえか!!!
ロリコントカゲ!!!!!
(俺は決してロリコントカゲなどではない!!!!!相棒が近くにそういった女ばかり置いているのが悪いのだろう!!!!!)
(妹と友人と許嫁と部下がいるだけだろうが!!!俺はそう言った目でこいつらを見てねえよ!!!!!)
全員ファミリーだからしょうがねえだろうが!!!!!
(黙れ!!!つい先日デートをしていた男の言うことか!!!??)
(なっ!!?あれはデートじゃねえよ!!!ただの買い物だ!!!!!)
(ユニにデレていたではないか!!!というか相棒はいい加減素直にユニの事が好きだと―――)
(トカゲのハンバーグでも作ってみるか?)
((((ミンチにして叩いてこんがりジューシーに焼くウウウウウウッッ!!!!!))))
(な!?馬鹿、やめろ!!!本当に潰れ―――アアアアアアアアアッッ!!!!!)
((((アーハハハアッハアッハハアアハハア!!!!!))))
長い付き合いだったがまさかこんな悲しい別れになるとはな……
お前の墓にはしっかりとトカゲのハンバーグを備えてやるから安心するんだな。
ん?なんだ?イリナがやけにこっちを見ているような………。
「大丈夫だよ、イッセー君は私が正常に戻してあげるから……ね?」
やばい、イリナの目が据わってやがる…!!
こいつ、一体俺に何をする気なんだ!!?
「もちろん―――咬み殺してね。」
一体全体こいつはどうなっちまったんだ!!?
昔から可笑しかったがこれはいくら何でも異常だろ!!!??
隣の奴が何かを思い出したようにさらに震えだして、
怯える子供の様にミランダの裾を引っ張っているんだが、一体お前は何をされたんだ!!!??
(私がご主人様以外のお仕置きで歓喜するとでも?ふふふふ、いいでしょう!!!その力存分に私にぶつけなさい!!!!!)
(私は構いませんよ、さあ、どこからでもかかってきなさい!!!一誠様と共に味わって見せましょう!!!!!)
(咬み殺す?イッセー様!!!早くご褒―――戦闘の準備を!!
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