二十五話:幼馴染み襲来!!
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、これで目覚めた時にはまともに戻っているだろう。
後、変態の一人がクローム専用ドエムになってやがるな。
他の変態を使ってでも抑えねえとな。
「一誠さん、ブルーベルさん、クッキーを焼いたんですけど、食べますか?」
声に気づき顔を上げるとエプロン姿のユニがクッキーを持って立っていた。
エプロン姿………!!まずい、見とれていた……。
「食べる、食べる♪」
「……残すのも、もったいねえからな。」
ユニが作ったクッキーを手に取る……うまい。
「どうでしょうか?」
「にゅにゅ♪おいしー!!!」
「不味くはねえ。」
俺がそう言うと不満そうな顔を浮かべるブルーベル……なんだ?
「にゅー?そんなこと言うならブルーベルが全部食べちゃうからね。」
そう言うや否やバクバクと口にクッキーを詰め込み始めるブルーベル。
くそっ!!俺の分がなくなるじゃねえか!!?
「おい!!俺の分も残せ!!!」
「べーっ、だ。ちゃんと美味しいって言わないとダメだよーだ。」
くっ!?こいつ……ボスである俺に楯突くとは……
だがここでカッ消せばクッキーまで消えてしまう……背に腹は代えられねえ。
「ユニ……美味かった。」
顔を合わせずにそれだけ言う。
「ふふふ、ありがとうございます。おかわりもありますので沢山食べてくださいね。」
「やったー!!!」
「ふん……。」
おかわりがあったのか……不覚。
いや、だがユニが喜んでいたから悪くはねえか……。
べ、別に最近ユニの喜ぶ顔が見れないと不満になってきたわけじゃねえからな!!!
「久しぶりね……イッセー君の家。」
「イリナ、なぜ準備運動を始めているんだ?あと、そっちは玄関じゃなくて窓――「ゼノヴィアは黙ってて。」――はい!!すいません!!!うう……怖いよ……。」
「誰と一緒にいるかは分からないけど―――群れてんじゃないわよ!!!!!」
「ちょっ!!?何で窓に突っ込んでるんだ!!!??」
バリィィィィィンッッ!!!!!
なんだ!?窓から何となく見覚えがある奴が飛び込んできたぞ!!?敵襲か!!!??
「ユニ!!!下がれ!!!!!」
「は、はい。」
「にゅ!!いったい誰なの!!?」
「小動物?なら、咬み殺さなくてもいいわね。それと久しぶり、イッセー君。」
この呼び方……まさか!!?
「てめえ……イリナか!!!??」
俺の幼馴染みは十二年の歳月を経て何だかぶっ飛んだ方向に変化を遂げていました。
一先ず、我が家の家族を呼び出してイリナ達と顔合わせする。
しかし……イリナの奴、殺気を飛ばしすぎだろ。
いくら俺との勝負がしたかったとはいえこんな時まで殺気飛ばしてんじゃねえよ。
隣の青い髪に
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