二十五話:幼馴染み襲来!!
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そこら辺に転がっている木の棒と変わりません。
だからこそ教会は人工的に聖剣使いを作りだそうとした。
それこそが―――『聖剣計画』
幼い子供達を集めて信仰と言う隠れ蓑に隠れながら、
様々な人体実験や試練を与えていって聖剣に適応出来る者を作ろうとした。
しかしながら、計画は失敗に終わり子供達は“不要物”として処分―――皆殺しにされた。
ですが、その中で一人だけ生き残った人物がいました………それが祐斗殿です。
祐斗殿は他の者達の協力によりなんとか逃げ延びた先で親方様に拾われたそうです。
「その時の祐斗は今すぐにでも死んでしまいそうだったけど目には復讐の炎が宿っていたわ……最近はそれもなくなったと思ってたんだけど、一誠の聖剣の写真を見てからまたそれが戻ったのよ。」
顔を伏せながら悲しそうにそう言う親方様………拙者には何も出来ないのでしょうか?
「親方様、拙者達に何かできないのでしょうか?」
「私も祐斗を救ってあげたいわ……でも復讐の対象は『聖剣』なの。下手に手を出せばそれこそ戦争ものよ。……今の私達には何も出来ないのよ。」
「はい………。」
仲間が辛い目に合っていると言うのに何も出来ないと言うのは歯がゆいものですね……。
「……雨です。」
小猫殿のつぶやきに窓の外を見てみるとまるで空が泣いているかのような雨が見えました。
………そして傘もささずに歩いている祐斗殿も。
「イッセー、お腹空いた。」
「菓子でも食ってろ。」
ポテトチップスをブルーベルに投げつける。
たく、何でこいつは大会が終わったのに俺の家に居座ってんだよ。さっさと仕事に戻れよな。
カスザメ?まだ復活しねえから引きずって帰ってきてそこら辺に放置してある。
(仕事をさせたいなら何故こんなことで呼び寄せたのだ?相棒。)
(確実に勝つためだ。ボンゴレに敗北は許されねえ!!!後、俺の部下だからだ。)
(勝つために呼んだのなら仕事ではないのか?少しぐらい休ませてやってもいいのではないか?まだ、子どもなのだぞ。)
カストカゲの奴やけにブルーベルの肩を持つな……まさかこいつ―――
(ロリコントカゲか!!てめえは!!?)
(断じて違う!!!)
(イッセー様の言う通りです。ドライグ、お前は目覚めたのだ。)
(ロリコン最高オオオオオオオッッ!!!!!)
(やめろ!!!俺は変態ではない!!!!!信じてくれ!!!相棒!!!)
仕方ねえな、一回カッ消せば元通りになるだろ。
(決別の一撃!!!!!)
(俺は正常だあああああああ!!!!!)
(ロリコンはふめええええええつ!!!!!!)
(クロームたんじゃないと気持ちよくないイイイイイイッッ!!!!!)
よし
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