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『自分:第1章』
『文化祭W』
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超ガキなんやけど...
なんで?

涼君が零那の心の声を察知したらしい。

『ユウは学校ではコレが普通やけん。気にせんのよ?学校出たら戻るよ』

『何それ!なんで?』

『解らんけど、俺らも話す相手によって多少変わったりするやん?ユウの場合は学校ではズットこんなんよ。ガキよね!』

『あはは!ガキ!』

『学校出たら素に戻るし声も下がるよ』

『使い分けよんやろか?』

『かもしれんよね...俺はどっちもスキ♪』

『あはは♪てか涼君も零那からしたら違うよ。もっと大人でクールやと思ってたから...』

『クールやし俺!』

キリッ!っと真顔になった。
めっちゃおもろい。
マジで楽しい。
ズットこんな毎日やったらええのにって思ってしまう程。
ほんま久々に心底楽し過ぎて怖いくらい。


門で待ってる間、色々考えた。
集まってくれるんなら何かプレゼントした方が良いんかな?
完全おごりのが良い?
てか、どのくらいの時間一緒に居れるんやろ?
前は深夜迄一緒だったりしたけど、3年の2学期。
しかも西高のヒー君は進学校。

さすがに夜は遊べんよな。

次々と生徒の集団が出てくる。
ある意味怖い。


3人一緒に出て来た。
『零那さんコッチ!』
反対側やった。
チャリ集団怖い。
しかも『写メの女!』『ユウの女!』『涼の女!』って...
勘違いしたままの奴も数人。
3人の元に辿り着いたら『気にすんな!』ってハモるけんチカラ抜けた。
3人も爆笑してた。

いつも通りユウの後ろに乗った。
涼君もいつも通り、後ろを守ってくれてるみたいに...
樹は先に行った。
思わず『早っ!!』って声が出た。

『一応部屋取りに先行ってもろた』

『そっか!マサも来るん?』

『おまえが知っとんは皆来る』

『マジで!やったぁ♪』

後ろに居る涼君にピースした♪
満面の笑みで『楽しみなねぇ♪もぉすぐ皆再開やね♪』って。
嬉しかった。
コンビニで酒とつまみを大量に買った。
ユウの携帯に部屋番のメールが届いた。
皆集まってるって。

『うわっ!マジ!どうしよ!緊張してきた...』

『なんでよ〜零那さん』

『楽しみなら緊張せんし』

2人に突っ込まれた。
でも、久々過ぎるし。
緊張するよ...


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