『文化祭U』
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、ユウから。急に居らんなった理由とか、あのチビにヤラレよった事とか...色々と...』
『...そっか。でも、今、涼君の本当の姿が見れて、前より近付けて、それがごっつい嬉しいよっ♪』
『変わらんよ〜!前はユウの...ってのもあったし、あんま話しかけても...って感じやったし』
『そぉなんや、なんか冷めてるってゆうか大人ってゆうか...ユウに1回聞いたし、涼君ちって普通の家庭?って。もしかしたら苦しんだりしてるんかなって。』
『いやいや!至って普通♪』
『うん、安心した♪』
『考え過ぎよ〜、大体、女と話すこと自体が苦手やし...』
『でも絶対モテてたやろ?』
『ケバい姉さんに囲まれて怖い怖い!』
爆笑♪
『嫌われてるワケじゃなかったなら良かった』
『嫌いとか思たこと無いし!おもしろいし優しいし話しやすいし話聞いてくれたり、むしろ...!!!』
涼君が止まった。
自分達は向かい合って座ってた。
涼君は、真ん前...つまり零那の後ろを見て止まってた。
振り向いたらユウが怖い顔して立ってた。
涼君は、何も言わず止まったまま。
『ごめん!ユウ。ビックリさせよ思て、涼君に内緒にしてもろてたんよ!』
『...樹が言いに来たわや!』
『涼君が、そのうち噂聞いてユウなら来てくれるやろぉって』
『もぉええよ涼、面倒見てくれててありがと!』
なんかトゲある...
『じゃあ俺、樹とこ戻るわ!ありがと零那さん!』
『こちらこそ!またね!』
『うん♪ユウ!後で!』
『おう!』
涼君は颯爽と走り去った。
ユウは不機嫌。
久々やのに。
やっぱイヤなんやん。
やっぱ迷惑なんやろ...
『やっぱ結局来られたら迷惑なんやん。そりゃこんなヤンキーが女とかイヤやわな。あんたは普通の真面目な高校生やし。無理あったんやろな最初から。』
『そっちちゃうし!何で言わんのん!ビックリさそ思てとかヤメろや』
『あんたかて黙って来たりしたやんか!何言うてんの!』
『俺は他の女と会って無い!』
『...は?...涼君の事?...キレる理由そこなん?』
『当たり前だろ!』
『いや!ごめん!当たり前とか言われても理解できんわ...自分、涼君と長年の友達なんだろ?零那も何回も一緒に遊んでるし、嫉妬とかなら引くよ!涼君に失礼やと思わんわけ?え、零那がおかしい?信用してる友達に嫉妬するんて普通?零那無理。』
知らん奴にナンパされて仲良く話してるなら、キレられても仕方ないやろうけど...
それに、皆と一緒は良いけど2人で話すのは無理とか...正直めんどい。
2人っきりの空間なワケちゃうし。
体育館やし人いっぱい居
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ