第二十六話 Cooking Panic
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アクセル「何だか途中でわけ分かんなくなっちゃったけどエックス、頼んだよ」
色んな意味で衝撃をもたらしたロールキャベツの味を忘れたいがためにアクセルが最終兵器エックスを始動させた。
エックス「あ、ああ…分かった」
しばらくして厨房から出て来たエックス。
エックスの料理はグラタンだった。
マカロニとエビの入ったものだ。
アクセル「うわあ…美味しそう」
まずはルナがフォークを伸ばす。
ルナ「火も通ってるし、クリームソースの出来もいい。いい仕事だぜエックス」
褒めるルナ。
エックスは嬉しそうに笑う。
そしてアイリス。
しばらく後、出て来た彼女の手に乗っていたのは…。
ゼロ「サラダか?」
アクセル「なんて言うかさ…ちょっとヘルシー過ぎない?」
厨房を覗けば、他にも野菜ばかりが使われている。
ルナ「アイリスって菜食主義だったのか…意外」
アイリス「野菜ばかりだけど、栄養バランスはいいと思うんだけど…」
結果。
1位エックス
2位ルナ
3位アクセル
という結果になった。
アクセル「はあ…」
屋上で夜空を眺めていたアクセル。
グラタンとサラダである程度は相殺したが、まだロールキャベツの衝撃が残っているのを感じた。
雲1つない快晴だったためか、美しい月が見えた。
アクセル「月が綺麗だなー…」
らしくないことを言っているのは分かってはいる。
しかし何となくそう思った。
アクセル「…………」
月を…正確には月の光を見ていると何故か高揚感が沸き上がって来る。
何故かは知らないが、力が漲るような感覚を覚えた。
ルナ「久しぶりに屋上に行きますかっと」
たまには夜空を眺めるのも悪くない思い、屋上に出たルナが見たのは。
ルナ「アクセル?」
アクセルの姿だったが、どこか違う。
いつもの漆黒のアーマーは純白で、ボディの赤いラインと髪の色は紫に、変化していた。
そしていつもの翡翠色
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