桐ヶ谷家からのスタート
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だけど、今回の<お仕事>、何かすっごいバイト料出るんだってねー?」
「うっ」
そう言えば和人、お前今回のバイト料で最新スペックPCの仕様一覧作ってたな。
「お、おう、何でもオゴってやるから楽しみにしとけよ」
「やった!あのね、あたし、前から欲しかったナノカーボン竹刀があるんだ」
すると、和人が俺の方を向いた。………仕方無い、俺も割り勘で一連托生と行きますかね。
と、そこにメールが来る。
「あ、わり。メール」
俺は素早くメールを見ようとすると、ストレアが感情の無い顔で出てくる。
「あの、ストレアサン?どうしたんですか?」
思わずそれに敬語で話しかける俺にストレアは言う。
『………マスター、貴方一度死んだら如何ですか?』
すると、ストレアはメールを画面に押し付けて何処かに行ってしまった。
俺は呆れてメールを開くと、その差出人は新羅だった。内容はこうだ。
Re:新羅
本文:来人君、何でコンバートしてるのかな?Mストの見たよ?……しかも、私との約束をすっぽかしてゲーム?そんなに私よりゲームが良いかこの大馬鹿教師!!ばーかばーか!!
私の事なんてどーでも良いんでしょう?だったらゲームでも何でもしてろ!!\(`_´#)/
……そう言えば説明するの忘れてた。
道理でストレアも怒ってる筈だ。………後で何かしないといけないな。
俺は盛大な溜め息を付き、ピラフを食べながら返信を返し、三時までGGOの中で狩りでもしていよう。この心の痛みをModにぶつけて解消すればいい。
<……ライト、自業自とk>
黙れ、出てくんな。
俺はロードを押し退けて、ご飯の続きを始めた。
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