第二十五話 エックスSIDE FINAL
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は無事に合流し、ハンターベースへと帰還した。
メンテナンスが一段落して、エックスが解放されたのはしばらくしてからである。
戦いは熾烈を極め、以前のバスター不調も加えてライフセーバーに念入りにチェックされた。
エイリアは何度も大丈夫と尋ねてきて、彼女を宥めるのは苦労した。
そして自由に動けるようになり、エックスはハイウェイに向かうためにルインを誘った。
ルインも快く承諾してくれた…。
背後でついて来る存在に苦笑を浮かべながらエックスはルインと共に歩き出す。
ハイウェイに着いたエックスとルインはかつてハンターの新人だった頃に見た景色を見て懐かしさを感じていた。
シグマ『エックス、ルイン。これが、我々が守るべきものだ。』
シグマが見せてくれた自分達が守るべきもの。
シグマ『これが、我々が守るべき街、人々、笑顔、命、心だ。』
エックス『はい、シグマ隊長』
ルイン『はい!!』
シグマ『私もただ1体のレプリロイドに過ぎぬ。いつかイレギュラーに敗れる日が来るかも知れん。だが、意志を継ぐ者がいれば、我々イレギュラーハンターは滅びぬ。エックス、ルイン。よく見ておくのだ…これが我々が守る物なのだということを……』
ルイン「(何だか昔を思い出すね…もうシグマ隊長はいないけれど…)」
エックス「…覚えているだろうルイン?君がハンターになりたての頃、シグマ隊長が俺達にこの景色を見せてくれたことを……」
ルイン「勿論だよ。シグマ隊長が私とエックスに教えてくれた。これが私達が守る街、人々、笑顔、命、心だって…」
エックス「シグマ隊長も1体のレプリロイドに過ぎない。いつかイレギュラーに敗れる日が来るかも知れない。けど、意志を継ぐ者がいれば、イレギュラーハンターは滅びない。シグマ隊長は俺達にそう教えてくれた」
ルイン「これが私達の守るべき存在と教えてくれたよね…」
もう尊敬していたイレギュラーハンター・シグマはいないけれど。
エックス「そこにいるんだろう?アクセル、ルナ?」
ルナ「ゲッ」
バレたと言いたげに顔を顰めたルナ。
ルイン「話し掛けてくれればいいのに」
苦笑するルイン。
ルナ「仕方ねえだろ?話しづらかったんだ。」
エックス「そうか。アクセル、ここはかつてシグマ隊長に大切なことを教えられた場所だ。」
アクセル「うん…」
エックス「イレギュラーハンターとなるなら、刻み込め、これが
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