マクロスF
0769話
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、まずはゲート付近にいるバジュラを倒す。ああ、それとバジュラの体内にはフォールドクォーツって希少鉱石があるらしいから、一応気をつけてくれ」
『フォールドクォーツ?』
興味が引かれたのだろう。レモンがそう尋ねてくるが……
「そっちに関してもこの戦いが終わってからだ。簡単に言えば色々と応用の効く素材だって事だよ」
『へぇ、それは興味深いわね。……アクセル、その辺の話はこの戦いが終わったらしっかりと聞かせて貰うわよ? 勿論、アクセルがこの世界で新しく作った恋人の件に関してもね』
「……了解」
取りあえず技術的な話に関してはルカに一任すればいいだろう。ルカにしても、ソルプレッサについてかなり感心していたんだ。それを思えば、色々な世界の技術を収集している俺達シャドウミラーの技術班を率いているレモンと意見交換出来るというのは、それ程悪い事でも無いだろう。
『じゃあ、いいわね? 行くわよ?』
「頼む。ああ、それと一応念の為にシロガネのクルーに関しては集めておいてくれ。必要があるかどうかは分からないが、いざという時に使えないというのは困るからな」
『分かったわ。向こうの方で色々と忙しくしているから、それ程時間が掛からないで呼び戻せると思う』
向こう? この戦いが終わったら、マクロス世界の情報を話すだけではなくこっちの世界で1年半の間にあった事もしっかりと聞かせて貰わないといけないか。
にしても、1年半か。となるとあやか達も既に高校2年を半分程過ぎたところか。この戦いが終わったら会いに行かないとな。
そのついでにシェリルやS.M.Sのメンバーくらいならネギま世界に連れて行ってみるのもいいかもしれない。特にアルト辺りは本物の空を見る事が出来て喜ぶだろう。
『じゃあ、行くわよ……転移フィールド生成開始』
その言葉と共に、転移区画にいた機体全てを包み込むようにして光の繭が生成される。リュケイオスより作り出された転移フィールドだ。その光の繭が全ての機体を包み込んだ瞬間、マリューの声が聞こえてくる。
『転移開始』
そして、次の瞬間には俺を始めとして転移フィールドに包み込まれていた全ての機体はマクロス世界へと転移を完了していた。
同時に響いてくる爆発音。言うまでも無くバジュラとシャドウミラー先行部隊が戦闘をしている音だ。ニーズヘッグの映像モニタにはメギロートと機動兵隊バジュラが戦っている光景や、シャドウと重兵隊バジュラが戦っている光景が映し出される。
全体で見る限りでは、互角と言ってもいいだろう。性能ではメギロートとシャドウが、数ではバジュラの方が勝っていた。
「コーネリア、指示を頼む」
『構わないが、アクセルはどうする?』
「まずは敵の数を減らす。バジュラだけにどうせすぐに補充されるだろ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ