マクロスF
0769話
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のかは分からないが、魔法球を使えない状況で開発していた以上は色々と大変だったのだろう。ただ、その辺は後回しだな。レモンやマリューにしても、ここでネタばらしをしたい訳じゃ無いだろうし。
そんな風に考えていると、やがて全員の機体が起動完了したとの連絡が入る。
レモンのヴァイスセイヴァー、コーネリアのラピエサージュ、スレイのゲシュペンスト・シャドウ、ムウのアシュセイバー、イザークのヒュッケバインMk-V、オウカのヒュッケバインMk-U、ムラタのトリニティゲイン、エキドナのヴァイサーガ、ギルフォードの量産型ヴァルシオン・改。
まさに、シャドウミラーの特化戦力が集まっていると言っても過言では無いこの状況。出来れば、シロガネも欲しかったところだが……
『アクセル、向こうではやっぱり既に戦闘になっているみたい。メギロートとシャドウがゲートの周辺でバジュラとか言ったかしら? その敵と戦いになってるわ』
向こう側のゲートと通信装置で連絡をしていたマリューからの報告。
だが、やはりと言うべきかゲート周辺で戦闘になっているか。
「戦況は?」
『戦況に関してはこっちが圧倒的に有利よ。ただ、メギロートでは大きいバジュラの攻撃は耐えきれないみたい。何機か撃墜されているようよ』
大きいバジュラ、重兵隊バジュラか。確かにあの背中から放つ重量子ビームは威力が高い。新統合軍の戦艦も1発で撃破する威力だしな。さすがにメギロートでは荷が重いか。
「T字型の頭をしているのが機動兵隊バジュラ、赤くて背中から角のような物が伸びているのが重兵隊バジュラだ。重兵隊バジュラはシャドウで対応しろ。メギロートは機動兵隊バジュラに回せ」
『安心して、もうそういう状況になっているから。それより数よ。こっちは急な出撃だったからあまり出せる機数がないの。勿論徐々に集まってきてはいるけど、それは向こうも同じ。このままだと泥沼の消耗戦になるわよ?』
「それはあまり面白くないな」
幾らシャドウミラーが無人兵器のメギロートを大量に保有しているからと言って、わざわざバジュラの物量戦に付き合って消耗してやる必要は無い。
デブリでも何でもあれば元素変換装置でもあるキブツのおかげで大抵の資源はどうとでもなるが、だからと言って無意味に消耗してもいいものじゃないしな。
となると……やっぱり俺がやるべき事は女王級のクイーンを、それも俺が倒した準女王級ではなく本物の女王級を倒さないといけない訳だ。
ただ、最大の問題は……
「敵のボスがどこにいるのか分からない事か」
『T-LINKフレームの方で何とか出来ない?』
「出来るかどうかで言えば、やってみないと分からないとしか言えないだろうな。マリュー、転移を開始してくれ。何するにしても向こうの世界に行ってからだ。全機
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