第3話 日常系とフラグ
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「君は呪われた子供なんかじゃない!!! ただの ただの 俺の彼女だ!!!」
彼、燕が私に言ってくれたこの一言を昨日のように覚えている。
彼は自分の命をかけて私が人だってことを教えてくれた。
私を燕の彼女にしてくれた....
燕の怪我はとても酷かったけど三ヶ月と経たないうちに完治した。
そして今は、私と一緒に登校しています。
彼と一緒の時間はとても楽しくて....?
特に印象に残ったことは?? うーん。 そうだなぁ〜...
回想
「ピンポーン」
いつも通り燕は私の家まで迎えに来てくれます。
そしてドアから出てきたまだ寝癖のある私。
そして二人で登校する。
教室に入り私たちは席に着く。まぁ、隣の席なんだけどね...
私はいつも笑顔の彼の姿を一番近くで見ることができて....
だけどその日は図書室で調べ物があって.....
彼と一緒に変えることができない日でした
調べ物が終わり、外へ出ると雨が降っていました。
土砂降りです。私は幸い傘を持ってきていました。
あれ?? 横には雨宿りをする燕。
「燕!!!! はい、傘」
「椿?! 傘二つ持ってたの?!」
違うーーーーーー。なんでこんなに天然なの?!
「違、違くて、その二人で...帰ろ??」
彼は少し驚いた顔をしていたがすぐに満面の笑顔で
「うん!!!! 帰ろ!!」って言ってくれた。
だ、け、と!!! 狭い!!!!!!!!!!
肩と肩は密着し、会話も凍結。沈黙が続いた。
その時だった。
「ほら。肩濡れてんぞ。もっと寄れよ。」
そんな妙に大人っぽくて、頼もしい声に私の顔は赤面し
何も返答できませんでした。
「何照れてんだよ〜。可愛いとこあるな〜。」
「意地悪.....」
「ははっ、ゴメンゴメン、あっ、もう椿ん家だな。じゃっ、またな!!」
「送ってく。」
「ん??」
「燕の家まで、送ってく!!!」
「椿.... ありがとな♪♪」
そして私は燕を家まで送った後、自分の家に帰りました。
回想(花火大会にて......)
今日は霧ヶ峰祭りというこの街での大規模なお祭り
というのも、昨日メールで燕からお祭りにいかないか??
って誘われたんです。もちろんオッケーしましたけどね...
そして待ち合わせ場所へ行くと浴衣姿の燕。
かっこいい.....と私は思ってしまいました。
「じゃっ、行こっか。はい、手。」
差し伸べられた手を握りしめ私たちはお祭りを楽しみました。
金魚すくいで金魚を一匹もすくえずに悔しがる彼。
その姿はとても可愛くて......
他にも色んな彼を見ることができた
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