第六章
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ら」
深く願って言ったのではない。だから多恵もこれでよしとしたのだった。
「別々に入ろうね」
「それで御願いするわ」
一言返すだけだった。
「じゃあ。ちょっと休むから」
「寝るの?」
「少しだけね」
そう言いながらもうその目を閉じるのだった。
「自分で起きるから」
「そう。それじゃあ」
多恵は妹の言葉を聞いてそれに頷いた。千恵はそのまま目を閉じてそれから一切話さなかった。しかし寝ているかどうかまではわからない。それはわからないのだった。
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