二十四話:聖剣&球技大会
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&=%$#!!!!!!????」
白目を向いて崩れ落ちる相手のまともな奴。それを見て顔を青ざめるロリコン共。
さて、次はどいつを狙うか……。
「死にてえ奴から前に出てこい!!!!!」
「「「「棄権します!!!!!」
こうしてドッチボールにおける俺の勝利が確定した。
「さすがです、さすがですわ!!一誠様!!!……やはり私が見込んだ殿方、ふふふふふ。」
なぜだろうか、急に背筋が冷たくなった気が……後、なんか幻聴が……。
ま、まあ取りあえず、次の競技の野球を頑張ろう。
野球においての俺のポジションはキャッチャーだ。
因みにピッチャーはクロームだ。
最初は俺がピッチャーでキャッチャーがカスザメの予定だったのだが
投球練習中に“不慮の事故”が起こってしまい、
急遽、俺とクロームの兄妹バッテリーが完成したのだ。
カスザメは焼け焦げた状態で未だにそこらへんに転がっている。
今回はアーシアも試合に出ているので治療は無しだ。
「クローム、思いっきり投げてきな。」
「うん…お兄ちゃん。私…頑張る。」
「はっ、その意気だ。」
(そうだよ、僕が体でクロームたんのボールを止めてあげるからね。)
まあ、変態は無視して試合は始まった。
クロームがちゃんと投げられるのかって?俺の妹を甘く見るな。
クロームは幻覚で相手バッターと審判を騙してまさに『消える魔球』を投げることが出来るんだぞ?
おまけに可愛いので判定も甘く見てもらえる。
と言うかきわどい時は俺が審判に睨みをきかせて無理やりにストライクにしてやった。
打者に関しても同じだ。まあそんな風にやっていってクロームが抑えて俺達が滅多打ちにするという方法で試合を進めていき、クロームが疲れたところで
アーシアにピッチャーを交代するという手段をとった。
「あ、あのイッセーさん、私はちゃんと投げられるでしょうか?」
「安心しろ、相手にぶつける気で投げればなんとかなる。」
「は、はい!!頑張ります!!!」
その後、試合は相手チームのメンバーが“不慮の事故”で足りなくなったということで
俺達の不戦勝に終わった………流石の俺も反省している。
ベンチにいて無防備な状態で頭に当たった山田は果たして大丈夫だろうか?
ヘルメットを着けていたバッターの石井ですらまだ起き上がらないと言うのに。
生きているといいんだが……。
後、木場祐斗の奴もボーっとしていたから当たりそうになっていたな……。
ライトですらアーシアの射程範囲だとは思ってもみなかった……。
今度からアーシアにはピッチャーはやらさないようにしないとな………。
そうしてアーシア・アルジェントはわずか一イニングで
駒王学園球技大会の伝説となった。
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