第一章
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いるのだった。将来大学院に残ることを教授から誘われている程だ。
「格好いいの多いからね、あそこは」
「まあ文学部も悪くないと思うけれど」
「もう全部味見したからいいのよ」
今度は千恵に答える。チェック済みというわけだ。
「及第点だけれどね。経済学部はさらに上だから」
「だからなのね」
「そういうこと。それにたまには他の学部の面々を見るのもいいわよ」
大学では学部が違えばほぼ違う学校である。伊達に英語でカレッジと呼ばれているわけではないのだ。それが集まったのが大学なのだから。
「わかったわね。じゃあね」
「え、ええ」
「わかったわ」
二人に何かを言わせる隙さえ与えずに話を決めたのであった。こうして二人はその合コンに参加することになった。とりあえずメイクを整えなおして待ち合わせ場所に行くと。さっきよりさらに派手で露出の多い服装になっている裕香奈に向こうから声をかけられたのであった。
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